福祉業界で就職したい定年退職者

介護福祉事業情報ラボ

65歳までに定年退職した方の中には、まだまだ現役として働くことができるのにという方もいますが、そのようなリタイア後の方が福祉業界で就職を希望することもめずらしくありません。

福祉業界のうち、介護業界で働いている方の平均年齢は約45歳で、30~49歳が主流であるなど他業種よりも年齢が高めであることも定年退職者が就職を希望しやすい理由といえます。

定年退職後も福祉業界なら働くことが可能?

介護業界であれば、定年退職を迎えた方でも施設により働く時間を限定させることや、パートタイム労働者として働くこともできます。

定年退職後に未経験者からスタートし活躍する方もいるようですが、何もせず自宅で過ごすより生活にメリハリが生まれやすく、金銭的にも潤いが出るなどセカンドライフにもメリットがあります。

ただ、入所型の施設と訪問介護のうち、どちらのほうが合っているのかしっかり検討した上で決めることが必要です。

入所型と訪問型とどちらが合っているか

定年退職者が介護施設に就職する場合、現場には常にすでにスタッフとして働いている方がいるため、安心して仕事がしやすいといえます。わからないことがあっても、すぐそばに先輩スタッフがいれば、その都度聞きながら覚えることもできます。

また、利用者の自宅に伺いサービスを提供する訪問介護なら、年下の先輩の目を気にすることなく、のびのびと仕事しやすいといえるでしょう。仮にわからないことがあっても、サービス提供責任者に質問できるので安心して働くことはできます。

サービス提供責任者とはケアプランに基づき提供する介護サービスを立案する人で、ホームヘルパーやケアマネジャー、利用者とのパイプ役となる介護サービスのコーディネーターとしての役割を担います。

入所型の場合は夜勤対応の不可に注意を

定年退職者が介護業界に就職したとき、入所型の施設であれば夜勤に対応可能かなど、確認してもらいましょう。

体力面で夜勤はできないという場合には、日勤のみで勤務してもらうなど、臨機応変な対応が望まれます。

他にもシフトを組むときに、定年退職者は夜勤に加えないようにするといった配慮も必要となるでしょう。

介護現場を新たな働く場所として選ぶ定年退職者は増えつつあり、介護事業者としても人手不足を解消するために、年齢が高い人材も採用を検討したいところです。

スキルアップ研修や養成講座などを取り入れ、モチベーションを高めつつ働いてもらえる制度や仕組みを作ることで、より就職希望者が集まりやすくなると考えられます。