福祉業界の勤務体制の組み方とは?どのような時間帯が望ましいか

介護福祉事業情報ラボ

福祉業界で働く方のうち、たとえば入所型の介護施設であれば24時間365日体制で介護サービスを提供することになるため、夜勤を含めた勤務体制になっていることでしょう。

ただ、育児などと両立しながら働く方の場合、小さい子どもがいるため夜勤は難しいということもありますが、その場合には夜勤専門の介護スタッフなどを雇用していることもあります。

介護施設の夜勤はどの時間帯を指すのか

介護施設の場合、夜勤として働く時間帯は午後4:00から午前10:00までが多いといえます。

夜勤を含めた勤務体制で働く介護職員は16時間勤務することになるため、休憩と仮眠などの時間を設けた上での勤務体制となります。

労働基準法による深夜の時間帯は午後10時から午前5時までなので、仮に午後4時から夜勤をスタートさせたとしても割増賃金が発生するはこの時間帯だけとなるでしょう。

夜勤の割増賃金については労働基準法で規定されていますが、夜勤手当を付与しなければならないといった定めはないため、割増賃金が適切に支払われていれば手当はなくても問題ないといえます。

手当を付与したほうが現場のモチベーションは上がりやすい

ただ、夜勤を含めたシフト勤務は、介護職員の身体的に負荷をかけますので、モチベーションを向上させるには手当も付与したほうがよいと考えられるでしょう。

特に福祉業界は人材不足が深刻化しているため、入所型の介護施設で1か月に4回程度発生する夜勤に対し、割増賃金だけでなく夜勤手当も付与されるとすれば人も定着しやすくなるはずです。

シフトは2交代制と3交代制のどちらが望ましいか

福祉業界でも介護施設などは、夜勤を含めたシフトを組むとき、2交代制と3交代制のどちらを採用するべきか迷うこともあるようです。

多くの介護施設は2交代制を採用していることが多く、全体の約8割を占めているようです。

2交代制の場合の勤務時間は、

午前9時から午後6時までの8時間
午後4時から午前10時までの16時間

で区分されます。

3交代制でシフトを組む場合には、

午前7時から午後4時まで
午後1時から午後10時まで
午後10時から翌朝午前7時まで

とすべての勤務時間が8時間で設定され、介護職員が入れ替わります。

2交代制と3交代制とどちらがよいかは、介護施設全体のスタッフ数や夜勤を可能とするスタッフ数、規模や利用者の状況などに合った制度を導入するべきと考えられます。