建設作業員が実践するべきといえる安全対策

建設工事業情報ラボ

危険な作業が多い建設工事現場では、労災事故などを発生させないために安全対策を取っておくことが必要です。

高所作業や重量のある資材の運搬、建設機器や車両の移動など、どれも安全確認が重要となる作業ばかりといえます。

そこで、建設作業員が実践していく必要のある安全対策にはどのようなものがあるのか、その内容をお伝えします。

建設業の三大災害と位置づけられるものとは?

建設業界では労災事故が発生しやすい危険な作業が多いですが、その中で三大災害と位置付けている事故があります。

三大災害と呼ばれるのは、

・墜落・転落災害
・建設機械・クレーン等災害
・倒壊・崩壊災害

の3つですが、それぞれどのような事故か、防ぐためにどうすればよいかご説明します。

墜落・転落災害

墜落・転落災害とは、足場やはしごなどの高所から落下したり斜面から転がり転落する事故のことです。

防ぐためには、

安全帯を適切に使用する
作業床を確保する
足場を点検する
手すりを設置する

など点検表を用いて確認することが重要となります。

建設機械・クレーン等災害

建設機器・クレーン等災害とは、

・ブルドーザー
・フォークリフト
・バックホー
・ダンプトラック

などの建設機械と接触する事故や、クレーンやクレーンにより吊られた荷物に接触する事故などが該当します。

事故を防ぐには、用途以外でバックホーの使用を禁止すること、移動式クレーンの安全を確保することなど、点検の際には確認表などを用いて管理することが大切です。

倒壊・崩壊災害

倒壊・崩壊災害とは、

・設置していた足場や仮囲いが外れ倒れてしまう
・高所からの落下物に接触する
・土や土留めが崩れる
・積み上げた荷物の崩れ

などによる事故です。

事故を防ぐには、設置した足場などの点検の他、土止め支保工を設置するといったことを適切に行うようにしましょう。

安全対策として実践したいこと

建設業界の労災事故の約9割を占めるといわれる三大災害を防ぐためには、作業員各自が基本的な安全対策として次のことを行うように心がけましょう。

・ヘルメットや安全帯は義務として必ず着用する
・クレーン作業中はランプを点灯させる
・安全ネットを設置する
・開口部の周辺にはフェンスを設ける
・作業通路を確保する
・コーンやバリケードなどを設置する
・危険な場所には黒と黄色のテープを貼る
・安全確認の標語を掲げる

作業員一人ひとりが安全意識を高めて作業を行うことが何よりも重要なので、自身の能力を過信しない作業を心掛けることも大切です。