中小企業経営者の悩みを解決する補助金はある?

企業経営情報

中小企業経営者が抱える悩みには、売上をどのように拡大するか、人材育成の問題の解決方法、そして資金繰りの問題などがあります。
このような経営課題に立ち向かうために、中小企業向けに準備された補助金・助成金などの存在を知っておくと良いでしょう。

情報は常に入手しておくほうが良い
補助金や助成金には申請に締め切りなどがありますが、毎年同時期に実施しているものから、一時的なものまで様々です。
これまでどのような補助金や助成金があったかなどを確認しておき、アンテナを張り巡らせておくことで欲しいタイミングでの活用もできるでしょう。

実際にどのようなメリットがある?
様々な経営課題の解決に役立てることができるのが補助金や助成金のメリットですが、例えば雇用促進や人材育成の助成金なら人材雇用や従業員の能力を高めることに役立てることができます。
他にも販路開拓に関する補助金などもあるので、活用することで売上拡大が見込めるでしょう。
そして融資とは異なり返済不要の資金を得ることができるので、資金繰りも改善させることができると考えられます。

補助金・助成金の情報を入手するには?
中小企業向けの補助金・助成金には色々なものがありますが、次のようなサイトから情報を入手することもできます。

・J-Net21(中小企業ビジネス支援サイト)「http://j-net21.smrj.go.jp/index.html」
中小企業基盤整備機構運営の中小企業のビジネスを支援するためのサイトで、補助金・助成金以外にも融資に関する情報などが掲載されています。

・ミラサポ 未来の企業「https://www.mirasapo.jp/」
中小企業庁運営の中小企業や小規模事業者を対象としたサイトで、補助金・助成金についても紹介しています。

・中小企業庁「http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/g_book/h29/」
中小企業庁が発行する「中小企業施策利用ガイドブック」には、補助金・助成金、中小企業施策などが紹介されていますので参考にしましょう。中小企業庁のサイトからダウンロードして入手する事ができます。

補助金と助成金はいつ募集期間が異なる
補助金・助成金のどちらも必要な要件に該当する事が求められます。また、助成金は比較的申請期間が長めに設けられていて、いつでも申請できる事が一般的です。
しかし補助金は、予算の上限や予定件数に達した場合に受付けが締め切られますし、申請期間も短く年1回の募集というケースが多いので注意しておく必要があります。

上手く活用することで経営がスムーズに!
補助金・助成金のどちらも審査などがありますし、事業計画書の提出などが必要になるケースもあるため再度自社の経営状態について再確認することができるでしょう。
資金調達で困っている時に活用したい方法ですが、満たすべき要件や期間が決まっているものなどもあり、タイミングが合わないケースもありますので常に注意して確認しておきましょう。