経営者が抱える社員の能力低下の原因は実は上層部にあった?

企業経営情報ラボ

経営者の中には、自社の社員の能力が低いために業績が上がらないと口にする方がいます。しかし、本当にそうなのでしょうか。

社員が採用されるまでの過程はいろいろですが、最終的には経営者がその社員を選び、採用したことになります。それなのに、社員の能力が低いというのは、自らの能力が劣ると言っていることと同じです。

そこで、なぜ会社の業績が上がらないのか、社員の能力不足であるとする前に、どうすれば社員に実力を付けさせることができるか考えてみましょう。

本当は能力があるのに実は活かしきれていない?

多くの社員は、入社したばかりの時には採用してくれた会社に貢献しよう!一生懸命働こうと思っているはずです。

それなのに今ではすっかりやる気を失い、現場の士気が下がってしまっているのは、社員にそもそもの能力がないのではなく、せっかく持っている能力を活かしきれる状況にないだけかもしれません。

ではなぜ、社員はやる気を失い、能力が発揮できなくなっているのでしょう。要因として考えられることは色々ありますが、その中でも問題なのは上司や幹部、社長に原因があるケースです。

具体的な方針は打ち出せているか

上層部がしっかり基本理念、具体的目標、最終目標はしっかり打ち出せているか改めて確認してみてください。

もしいずれか欠けている部分があるのから、この3つの要素をしっかりと含む方針を打ち出し、社員が努力する方向と期待される成果を明確に知ることができるような形にしておくことが必要です。

事業そのものの目的を社員は理解していますか?

何のためにその事業を行っているのか、事業を進めていくためにどのような心構えが必要なのか、取り組んでいく上で必要な心構えなど、しっかりと伝えておくべきです。そこから何を目指し、どのような成果を最終的に出せばよいのか、最終着地点はどこなのかを定めておかなければなりません。

どこがゴールかわからなければ頑張りようがない!

ゴールの見えないことに努力することには無理があります。最終目標に向けた具体的な目標を立てて進めていくだけで、1つ1つ問題をクリアしていけるようになるでしょう。会社がどこに向かっているか、どうすれば良いのかが分かれば、それに向かって突き進みやすくなります。

現場の士気が下がっていたら…

会社に貢献したい!一生懸命働いて稼ぎたい!など、社員も入社したばかりの時にはやる気に満ち溢れていたはずです。そのやる気を低下させているのは、もしかしたらやる気を損なう仕事の環境や状況ではないか、まずは現場を確認することから始めてみましょう。