飲食店のリスクから学んで経営に活かそう!

経営者のリスク

飲食店を開業する人や経営を志している方に前もって言っておきますが、見た目や思っているほど飲食店の経営は簡単ではないのです。むしろ難しいとされる職種のひとつなのです。それでも果敢に飲食店の経営に乗り出す起業家におこりうるリスクについて紹介したいと思います。

■飲食店の理想とする事とは

みなさんはお客様が入っているからその店が儲かっている単純に思っているのではないでしょうか? 勿論、お客様の集客や回転率が高いお店ほど「利益を求める」という経営の理にかなっていると言えましょう。しかし、それだけでは、その飲食店は半年、1年持つのかどうか不安があります。

飲食店は最低5年以上を目標に安定した経営を目指さなければなりません。5年で利益の回収ができる飲食店は、その実績を元に次の投資が保証される可能性ができるわけです。飲食店の経営の理想とするものは、利益を計上できて1店舗ずつ拡張して最終的にはフライチャイズ料金の収入によって店舗を持たずに利益の追求ができることではないでしょうか?

あくまでも私の考える理想論ではありますが、多かれ少なかれ違いはないと思っています。

■飲食店の経営に想定するリスクとは

飲食店に限ったことではないのですが、年間の経営計画や月間の売上目標など様々な事柄を事業計画に立てる事が必要でしょう。目標なしではリスクを高めることに繋がります。

◎開業資金と運転資金からみるリスク
初めて飲食店の経営に乗り出すには、十分な資金の確保が必要です。年間売上の目標金額の半分は欲しいところでしょう。また、開業したての頃は経営が安定するとは限りませんので少なくとも半年くらいは飲食店の継続ができるだけの運転資金が必要となります。

飲食店の経営は半年くらいでおおよその検討がついてしまいます。半年過ぎても利益を求めることができなければ経営の断念や大幅な事業の見直しが必要にせまられるでしょう。

◎飲食店の売りたいものと
和食や洋食、中華と日本は各国の料理が提供できるようになっています。また日本人は、日本人に合わせたアレンジ料理もあふれています。似たような料理では競争社会で生き残れる実力は勿論なのですが他の同業種との差別化が必要です。

同じ料理や同じ味では、そのお店を選ぶ理由はないと言うことです。その店オリジナルの料理やきめ細かいサービスなどは「選ぶ要素」のひとつでしょう。

◎人件費やスケジュール管理
飲食店の売上の比重では、人件費にかける割合は30%を超える場合があります。料理のコストを考えた場合は、徹底した管理やスケジュール調整は必要でしょう。無駄なアルバイトやスケジュールの調整によって事件費を減らし、その分の費用を料理にまわすことでコストパフォーマンス(原価比率)を上げることができて料理の評判を高めることが出来ます。

◎人材の教育からみるリスク
経営者が店舗を実際にやりくりすることもありますが、自分の意思を受け継いだ店舗責任者や社員を育てたりする事が必要でしょう。人手不足や人材教育はお店のサービスや経営にまでリスクが関係してきます。魅力的な人材を確保することや教育することは今後の飲食店経営に大きな力となります。

飲食店の経営は常に多くの要因が関わってきます。リスクはいたるところに存在しているのです。天候もその一つです。これらのリスクを想定した経営の工夫は今後の安定や目標に近づけるものではないでしょうか。