経営者に贈りたい創始者たちの名言語録

経営者のリスク

経営者でも社員でも、誰でも必ず壁にはぶつかります。経営していく中でその壁は大きく立ちはだかり、くじけそうな場面も必ず来るでしょう。落ち込んでばかりでは、立ち行かなくなります。今回はそのような時に贈りたい言葉を、ひも解きながらご紹介します。

経営者は孤独

会社の決定権は最終的に、経営者に委ねられています。どんなに素晴らしい助言者や従業員に囲まれて、恵まれた環境であっても同じです。経営者には、責任を負う義務とそれを独りで抱え込むという「孤独」が存在しているのです。

何事も独りで抱え込んでしまっては、いつか孤独からメンタルをやられる恐れもあり、時間のムダだと言えます。独りで戦うには、柱や指針と目標が必要と言えます。それは先人の経営者から学び吸収し自身の柱や指針と目標となり得ます。

経営者・創始者の経営語録

先人の創始者から偉人の「孤独」から生まれた素晴らしい励ましやインスピレーションをひも解きながら、経営者の孤独を和らげる語録を見ていきましょう。

アップル社再建の妙薬は、費用を削減することではない。現在の苦境から抜け出す斬新な方法を編み出すことだ。

アメリカの実業家でアップルの創業者、スティーブ・ジョブズさんは経費削減より、苦境や困難から抜け出すには「斬新な方法が必要である」と言い切っています。物事を違う視点でみる大事さを説いています。新しい何かを見付けられる視点が大事であると言えます。

我々は失敗にも報酬を与えている。機能しない照明器具を作ったチーム全員にテレビセットを送ったこともある。そうしないと、社員は新しい挑戦を避けるようになる。

ゼネラル・エレクトリック社のCEOである、ジャック・ウェルチさんは従業員の士気について明言しました。経営者も新しい視点で物事を見るのは大事ですが、従業員とてそれは同じです。両者から新しいチャレンジを試みることで、事業は生み出されます。

経営者・創始者の奮起させる語録

経営者には自尊心やプライド、自信が必要と思われています。ですが、それは少々間違っています。

〇社員・会社・経営者の誇り
〇従業員・社員・仲間の自尊心を満たす自尊心
〇他人からバカにされ、けなされる時は奮起
〇社員・仲間・会社をけなされた場合は高貴なプライド

以上が、経営者の持つべき誇りや自尊心、プライドです。

みなさんはGoogleを素晴らしいと感じているかもしれませんが、私はいまだにとてもひどいと思っています。

Googleの共同創業者であり全CEO、ラリー・ペイジさんが一番伝えたいことは、Googleはもっと進化する余地があるという意味です。自身が創り出し世界中で使われているシステムは今後も、進化し良いサービスを目指せるという事を示しています。

自分のことを、この世の誰とも比べてはいけない。それは自分自身を侮辱する行為だ。

マイクロソフトの共同創業者兼元会長・顧問をしていたビル・ゲイツさんは、自分と他人を比べることについて説いています。社内でプライドは必要ですが、自尊心を傷付けるようなプライドは不要でしょう。それは自身を侮辱している行為だと指摘しています。

まとめ

世界には、たくさんの経営者や創始者がいます。その方たちもきっと、この記事を読んでいる方と同じく孤独や苦しみを経験してきました。その中から生まれる語録は、経営者を励まし「あなたは孤独ではない」と主張し励ましています。