飲食業界の現状は?新型コロナウイルスによりどのような影響があったのか

小売飲食業情報ラボ

連日連夜、新型コロナウイルス感染に関してのニュース報道が続いている状況です。地域によって外出の自粛や制限が続き、ホテルや旅館、ライブハウスやカラオケボックスなどの娯楽施設、人ごみや人が集まる場所は避けるといった状態です。

飲食業界へのダメージも強く、現状、すでに廃業に追い込まれてしまった店舗などもある状態ですが、いつまで続くのか不安視されています。

大打撃となってしまった理由

規模の大きな居酒屋などは団体客を狙うことが多いですが、3~4月の歓送迎会シーズンにコロナウイルスに襲われてしまったことで大きく売上が落ち込んでいる状況のようです。

それでなくても5月はゴールデンウイークで売り上げが伸び悩み、6月は梅雨で客足が落ち込みがちです。どの店も歓送迎会の時期は勝負どころだったはずが、1年の半分以上で売り上げを見込むことができなくなってしまったといえます。

1年の中で忘年会シーズンと呼ばれる12月より、3~4月の歓送迎会シーズンのほうが売り上げは高い特性のある店などは、団体予約客のキャンセルが相次ぎ今後経営を続けられるのか…という状態に追い込まれてしまっています。

人手不足や衛生用品不足に苦しめられている現状

外国人スタッフに頼っていた店など、母国に帰ってしまったことで人手が足らないという状況に苦しめられていることもあるようです。

ただでさえ飲食業界は人手不足のため、人材を確保することもままならない状態が続いています。

そしてトイレットペーパーや消毒液、マスクなどの確保ができず、衛生面を確保できないことが大きな痛手となっている店舗もあるようです。

苦境を乗り切るために行われていること

この苦境を乗り切るために、ドリンクの無料券や半額サービスなどで集客を目指す店もあるようです。

そして自宅で過ごす方が増えている状況に合わせ、テイクアウト商品を強化するといった取り組みも進んでいます。

店で提供するメニューも、抵抗力や免疫力を向上させる効果がある食材を用いた強化メニューを取り入れるなど、様々な工夫が見られます。

地域によっては地元の商店街が一丸となり、食事券を事前に購入できる仕組みを導入するといった形も取られています。売上を先に受け取る形にはなりますが、収入が少ない今だからこそ、当面の状況を補填できる効果があります。

そして客足が少ない今できることを考え、サービス向上における社内研修や社員教育、商品開発、環境整備といった普段ならできないことをしっかり行っておくのも後々の収益につながるといえるでしょう。