近年自ら、会社を立ち上げて起業をする人は増加傾向にあります。会社経営を行う場合、利益を出し続ける必要があります。
そのためには、お金に関するさまざまな知識を身に付けておく必要があります。経営者は、本当に役立つ資格として下記の3つの資格は、最低限取得しておくとよいでしょう。
【1、 中小企業診断士】
中小企業診断士は、中小企業経営支援における診断や助言をする資格で、経営コンサルタントの国家資格です。
資格取得の主な目的は、「企業の売上の向上、コスト削減、利益を上げるための適切な提案」などがあります。
この資格を活かして企業経営を行うことで、よりよい経営を行うための手助けとなります。
中小企業診断士は国家資格となるため、資格の取得は、簡単ではありません。独学では難しく、多くの人は専門学校や通信教育を経て資格の取得を目指します。
【2、 簿記】
会社には、さまざまなお金の流れがあります。会社経営をする場合、自社のお金の流れを知り、管理ができるということは大変重要なことです。
近年は、簿記の知識がなくても会計ソフトを利用したり税理士事務所に依頼して、帳簿を付けたり、自社のお金の流れを知る事はできます。
しかし、それぞれの意味や役割を知っておかなくては、決算書もただの紙切れになり意味をもちません。
簿記の資格には、3級から1級までありますのでまずは、一番取得しやすい3級から目指してみてはいかがでしょうか。
【3、 ファイナンシャルプランナー】
ファイナンシャルプランナーとは、節約、税金、投資、住宅ローン、不動産、教育、老後、相続など、さまざまなお金のエキスパートと言えます。
ファイナンシャルプランナーの資格は、ビジネスシーンにも大いに活用することができます。
特に銀行や保険、金融機関、証券、住宅メーカーなどさまざまな業務でFPの知識は役立ちます。
経営者だけでなく、これから転職や就職を考えている人にとっても、採用時に自分をアピールする最大の武器になりますし、即戦力として採用の可能性も広がります。
【まとめ】
経営者に必要な資格は、たくさんあります。経営等で役立つ資格の取得は、簡単ではなく2~3年計画で取得する人が多いようです。しかしここで紹介した資格は税法や、節約、金融など経営者としてだけでなく、自身の生活にも活かせるものが多くあります。
自社の利益を上げることを大前提としながら、キャリアップや独立開業、自社経営に役立つ資格の取得を目指しましょう。