近年自ら起業をして経営者になる人も少なくありません。
しかし、生き残れる経営者はごくわずかと言われています。普通の人と同じことをやっていても成功しません。成功する経営者には、実は共通点があったのです。成功者に見る5つの共通点についてみてみましょう。
【行動力・決断力・コミュニケーション力】
経営者は会社の全ての決定権を持っており、さまざまなことを判断して決めていかなくてはいけません。経営者の判断次第では、会社の経営が傾き赤字になるリスクもあるため慎重な判断を求められます。
しかし、ビジネスのチャンスは一瞬と言われますので判断に迷ったり悩んでいる間にチャンスは遠のいてしまうのも事実です。経営者に必要な要素として、行動力や決断力というものがあります。
また、部下や取引先、融資先、顧客などに対してのコミュニケーション力も必要になります。成功している経営者の多くは、人付き合いが上手で周りの人たちをどんどん味方につけていくことができる人です。
【読書家】
また、昔から著名な経営者は読書家が多いのも事実です。セオリーや、常識にとらわれない思い切った考えやチャレンジ、発想の転換など成功する人は今までの考えを180度変えて考えることができる人です。
多くの書物を読むことで想像力やさまざまな発想ができるので、知識や、柔軟な考え方ができるようになるのです。
また、経営者は常に売上や社員、取引先の事ばかりを考えて多忙な日々を送っています。時には精神を休め、何も考えずリラックスする目的としても読書は大変おすすめなのです。
【自分のお金か他者の物かを区別できる】
経営者の中には、会社のお金を自身のお金と勘違いして自分の身の回りの物や、飲食代なども会社の経費で落とせると思っている人がいます。
帳簿を明確に付けずどんぶり勘定でお互いのお金を使ってしまったり、お金にルーズな人は経営者としては向きません。
会社の経費なのか、自分のお金なのかをはっきりと区別しておかなければ利益があがっても、利益率を計算したり、前年度売上高に対してどれくらい売り上げが上がったのかを判断することができません。
【まとめ】
優秀な経営者は、このようなことを常に意識して行動しています。また、このほかにもお客様第一主義であったり、よく気が利く人、仕事に誇りをもっている人なども経営者としての素質があると言えるでしょう。