日常的に起こるサイバー攻撃の脅威

企業を取巻く危険

特定の組織やまたは不特定の個人を標的にしたサイバー攻撃は、機密情報を盗んだり金銭目的で私たちを狙う事件が増加傾向にあります。インターネットでは毎日24時間サイバー攻撃が今もどこかで行われているのです。サイバー攻撃の脅威に対応するためには私たちはどうすればよいのでしょうか。

■日常的なコンピュータ

今現在、私たちの生活の中ではコンピュータは、その存在なしには日々の日常を送っていくのができないくらい浸透しています。例えば石油会社、航空会社、電力会社、銀行、病院などがあげられます。これらのコンピュータが止まったりしたら私たちの業務や作業は大変になってきます。

■サイバー攻撃の種類

サイバー攻撃ではセキュリティが弱いコンピュータを狙ったり、人の心理を利用してウイルスの入ったメールを実行させたりするなどの手口が見受けられます。その中で最近のウイルスやサイバー攻撃の傾向をみていきます。

◎ランサムウェア
感染したコンピュータを動かないようにしたり、コンピュータのデータを暗号化することによって利用不可にするコンピュータウイルスです。ウイルスの犯人からは元に戻すのと引き換えに金銭などを要求したりするので身代金型のウイルスといえます。

◎スパイウェア
コンピュータのアクセス履歴や個人情報を収集して外部へ送信して、秘密にする情報などが洩れてしまう。

◎DoS攻撃やDDoS攻撃
サーバーに対して通信を通常の範囲を超えた大量データを送ることで処理ができなくして利用できないような状態にする攻撃方法のことです。処理に凄く時間がとられたり、サービスを提供できなくなったりします。

■サイバー攻撃への対策

サイバー攻撃は十分な対策を行うことで、その脅威を低減することが可能です。具体的には以下の対策をするとよいでしょう。

・コンピュータのシステムを最新の状態に保つ。
・ウイルス対策ソフトやファイヤーウォールの導入をする。
・定期的なコンピュータデータのバックアップ。
・適切なアクセス権限を割り当てる。
・業務に関係ないページは見ない。
・サポート期限が切れて、更新プログラムの提供がなくなったコンピュータは利用しない。
・安易なパスワードは設定しない、またパスワードの使い回しはしない。
・各個人のセキュリティ意識を高める。

■まとめ

サイバー攻撃は日々進化していて、企業や個人を狙っています。日常的に行われているサイバー攻撃に対応するため、企業側では関連する保険に加入しておくことをオススメします。いざという時のリスク回避、補償のためなどにどうでしょうか。