日本の9割の企業は中小企業と呼ばれています。聞いたことのある大手の企業は1割程です。大企業や中小企業であれ、現在企業の7割は赤字経営といわれており、それらの理由で頭を抱えている経営者も多い現状にあるようです。今回は、目指せ!赤字からの脱却をテーマに見ていきましょう。
まず目指すはプラスマイナスゼロ
赤字経営から黒字化する方法は難しく考えてしまいがちですが、まず身近に出来ることを実行してみましょう。たとえば、無駄なロスを徹底的に削る方法です。赤字経営を急に黒字化へもっていくには難しいので、プラスマイナスゼロを最初の目標に定めることがベストな選択になり、黒字経営の近道となるでしょう。
赤字経営の中、無理に事業拡大を目指す経営方法もありますが、この選択肢を考えるのは後にしましょう。なぜなら、現在進行している事業が赤字経営の元になっている可能性もあるからです。
優先すべきは赤字の原因となる無駄なロスの見直しと削り、収支をプラスマイナスゼロへもっていくことを最初の目標に掲げましょう。プラスマイナスゼロに持っていくことで、黒字化への道筋が見えてきます。
それでは黒字化への具体的方法とは
さきほど申し上げましたが、無駄なロスをなくすことです。無駄なロスを続けるということは毎日無駄なお金を使っているということで、なにが無駄となっているのかの判断もできていないかもしれないからです。
毎日、口座からお金が減っていくと考えると、まともな判断が出来なくなってしまいます。
ロスを減らし、収支をプラスマイナスゼロにもっていくことで、精神的なゆとり、さらには資金にゆとりができるかもしれません。
赤字の追い込まれそうな経営から解放されることによって、経営者の心に余裕が生まれてきます。この余裕が重要になってきます。余裕があることで、経営者や社員の不安は解消され冷静で的確な判断が出来るようになり、新しいアイディアや新しいプロジェクト、マーケティング、新規事業など黒字化経営が見えてくるようになってきます。
早めの対策が一番重要
物や商品、自社のサービスが売れれば儲かります。これは黒字経営の基本的な原則です。赤字経営が続く中で、売上が伸びないことは苦しいことです。ですが、企業は赤字経営に転落した時点で、早期に対策をしなくては黒字化へもっていくのは困難です。そのため、早めの対策が一番重要となってくるのです。
まとめ
日本にある企業の9割が中小企業と呼ばれていますが、中小企業の弱い点は資本力、資金力が乏しい点が挙げられます。まずはロスを減らし、プラスマイナスゼロを意識して赤字経営脱却を目指しましょう。そこからの黒字化は経営者の手腕にかかってきます。