継続的に成果をだすためには?経営の原理・原則を知ろう

経済

ビジネスを成功させるためには、その時々の運や出会い、経営者の判断力、経済力などもありますが、それは一過性のものに過ぎません。
継続的にビジネスを成功させ成果を出すためには経営の原理・原則を知ることです。
経営の原理・原則とはどの様なことを言うのか詳しく見てみましょう。

 

【経営の原理・原則とは】
では、経営の原理・原則とはどの様な事を言うのでしょうか?
経営の原理・原則とは資本主義の企業経営のもとで人類が経験した理論のことを言います。
経営には、このような施策を行えばこのような結果が出るという古くから証明されている公式のようなものがあります。
これらを体系化したものを経営の原理・原則と言うのです。
経営の原理・原則をもとに業績を上げ、大きくなっていった企業は多くあります。
日本では、飲食業、流通業、美容業など多くの業界でこの経営原理・原則を取り入れています。
ちなみに経営の原理・原則を学び大きくなった企業の一例を挙げるとイトーヨーカ堂、ユニクロ、ダイエー、ミスド、マクドナルド、すき屋、イオンなどがあります。

 

【経営判断の原則】
経営判断の原則とは、株式会社の取締役などが行った判断を事後的に裁判所が審査することについて一定の限界を設ける原則を言います。
日本では、取締役は会社と受任者の立場にあり善管注意義務・忠実義務を負っています。
「取締役の行った経営上の判断が合理的で適正なものである場合は、結果的に会社が損害を被ったとしても、裁判所は取締役の経営事項については干渉せず、当該取締役も責任を負わない」
という取り決めになっています。
これをビジネスジャッジメントルールとも言います。

 

【経営の原理原則を学び大きくなった企業】
経営の原理原則を学び大企業に成長した企業を見てみましょう。

・ファッションセンターしまむら
しまむらは、リーズナブルな価格でおしゃれな洋服が多いと若い女性から絶大な人気を誇っています。
しまむらが出店当初こだわったのは、大都市に出店することではなく、他に競争相手のいない田舎に出店することでした。
そして、その土地で支持される人口(支持人口)を入念に調査したのです。
支持人口とは、商圏人口をライバル店の売り場面積で割り出した数字のことを言います。
その結果わずか30年で東証一部上場企業にまでのぼりつめ、売上高は4,000億円以上になりました。

 

【まとめ】
経営の原理原則を学び、それらをいち早く取り入れた企業は、大きな発展を遂げている事が分かりました。
固定概念にとらわれず、他社がやっていないことを積極的に行う経営者の判断力と行動力が企業成長には欠かせないと言えるでしょう。