社長は趣味を持った方がよいといわれていますが、それはなぜなのでしょう。
経営者の趣味として多いのがゴルフ、次に多いのは読書や散歩です。
趣味をはじめたきっかけとして、健康や仕事であることが多いといえますが、実際に社長が趣味に時間を使うことのメリットについて解説していきます。
趣味を持つメリット
社長が趣味を持つメリットはいろいろありますが、趣味は単なる遊びと捉えないことが大切です。
単なる遊びでは、趣味に充てる時間が無駄に思えてしまいますが、社長の趣味は仕事においても重要な役割を担うことがあります。
たとえば、
・気分のリフレッシュ
・健康の維持
・視野を広げる
・人脈を広げる
・オンとオフを区別する
などのメリットがあるからです。
それぞれのメリットについて説明していきます。
気分のリフレッシュ
経営者は孤独なこと多く、見えないところで精神的に疲労していることも少なくありません。
このような場合、気分をリフレッシュする上でも趣味を持つことは大切です。
健康の維持
社長が働き詰めでは、健康を害する恐れもあります。
しかし趣味に時間を充てることで、身体や精神に直接的なプラスの影響を与えることができます。
身体を軽く動かすスポーツなどが趣味であることは、健康維持の観点から望ましいと言えるでしょう。
視野を広げる
社長は会社のトップという立場であるため、社内では上から見下ろす位置となり、視野が狭くなりがちです。
趣味でいろいろな人とかかわることで、社内での立場以外で景色を見るなど、視野を広げることにつながるでしょう。
人脈を広げる
趣味にもいろいろな種類がありますが、年齢・職業・経済状況など関係なく様々な層や立場の方が集まるものであれば、人脈を広げることにも役立ちです。
人間関係の幅が広がることは、ビジネスチャンスを広げることにもつながるため、人付き合いの幅を広げて本業に生かしたい場合にもおすすめです。
オンとオフを区別する
趣味を持つことは、オンとオフを区別するためにも必要です。
特に社長は、常に会社のことで頭がいっぱいになりがちなため、オン・オフの境目が曖昧になりやすいといえます。
しかし趣味があれば、一旦、仕事と距離を置いて好きなことに集中できます。
生活にメリハリを付けて、気分をリフレッシュした後に仕事をしたほうが、社内には様々な効果を生みやすいと考えられます。
