2019年も残りわずかとなりました。また令和という新しい時代へと突入し、時代は目まぐるしく変化しています。経営に関する在り方や考え方も、今までのままの考え方では通用しなくなるかもしれません。常に新しい考えや発想、アイディアが求められる時代になるでしょう。今回は、2019年のビジネストレンドを考え、2020年の経営に対する対策を考えて見ましょう。
SNSでさらに加速する
2019年のマーケティングで重要な役割を担ったのは、SNSを使った広告活動や宣伝活動、企業アピール戦略でした。顧客や消費者はSNSを通して商品やサービスを求める時代が、2010年ごろから続いており今でも加速する一方です。
企業のウェブサイト、レビュー、ブログ記事などから商品に関しての情報を得ることができ、誰でも手軽に閲覧や購入などが出来るようになりました。このSNSを使用したマーケティングは、2020年も衰えることはまずないでしょう。
進化する広告アピール
SNSを活用したマーケティングがトレンドとして当たり前になっていますが、広告をつかったアピールも工夫を凝らしたものが多く見受けられるようになりました。
SNSをつかったアピール方法はある意味では一方通行の戦略です。消費者へ一方的に情報が流れ続けているため、ターゲットを絞りきれないというリスクもあり、消費者のニーズとマッチにしなければ商品やサービスはなかなか売れません。
最近では広告アピールも多様性が求められるようなってきました。その目的はやはりターゲットを明確に想定して、ピンポイントでターゲット層から「この商品が欲しい」と気持ちにさせる宣伝戦略です。そのためには、時代のニーズやトレンドをいち早く取り入れなくてはいけません。
最近でしたら、女性アイドルグループが男性モノのスーツをきたCMや広告ポスターなどがあります。
日本でも多様化が進み、セクシャルマイノリティ「LGBT」に対する理解も深まってきました。昨年、流行したドラマは男性同士の愛が描かれた作品で、流行語大賞にもノミネートされ、劇場版まで放映されるほど人気と話題性で世間を今でも賑わせています。みなさんも一度は見たこと聞いたことがあるのではないでしょうか?
近年では「LGBT」をモデルにしたCMやポスターを使用し、ターゲット層を絞ってくる経営戦略もあります。この多様化が2019年経営を左右するトレンドといっても過言ではなく、2020年もこの傾向は継続するのではないかと考えられています。
まとめ
経営に関してのトレンドは、SNSと多様化が2019年の重要な経営戦略として注目を集めました。多様化に対する推進を経営計画の課題として考えている企業もあり、2020年も影響を与える可能性は十分あります。トレンドをいち早く取り入れ、2020年の経営に活かしましょう。