会社経営における経営判断は功を奏せば利益をうみだすこともありますが、経営判断を誤れば会社にとって大きなダメージを負う危険性を伴います。経営の判断基準を今回は見直してみましょう。あなたの経営判断と照らし合わせてみるのもいいかもしれません。
■客観的で見られるかどうかが大事
客観性ほど基準になるのものはありません。起業家や社長となると経験上の自信や優秀であるゆえの過信と慣れが、判断基準を誤った方向性に導く危険性があります。
この状態を説明すると過去で成功した事例や、案件例などを今現在でも経営判断の基準とするなどや、自社の方向性はブレないなど、同じ経営判断ばかりしていると本人が気づかない部分が出てくるのです。いわゆるワンマン経営と呼ばれる経営スタイルになってしまいます。
客観性を基準とした経営判断はいったいどういったものなのでしょうか? 一緒に考えていきましょう。
■顧客目線の客観性
ずっと同じ経営方針や戦略を繰り返す経営判断には先ほど危険を伴うといいましたが、その理由として日本のみならず世界の流れの速さが加速している(ニーズ)があります。
常に時代は動いており今まで通りの経営判断ではもう顧客はついてこず、離れていく方が多いでしょう。客観性での判断基準とは顧客目線を指しています。日々新しい商品やサービスは生まれ一年後にブームは収まり誰も求めなくなる時代です。
顧客を掴むためには常に時代のニーズに合った経営判断が求められるのです。
・顧客が本当に欲しい商品やサービスとはなにか?
・自社の商品をどう改善して顧客へ提供するか?
・顧客の満足度を上げるための方法とは?
このような項目を考え判断基準としての材料にしてみましょう。顧客の立場にたって物事を考えることで新しいアイディアが生まれやすく判断できます。
■客観性の次は創造性である
顧客目線での客観性と、経営としての会社を客観的に見てみましょう。その次は創造性が経営判断の決め手となります。
判断基準の創造性とは、先に程とりあえげたニーズに対応できる未来予想を練った創造性、その創造性で経営判断していきましょう。
要は先を見越したニーズを掴み自社で商品開発をして先手を打つ。先を見越すことは難しく範囲が広く感じてしまいますが、最新技術やアプリ、テクノロジーなどは進化を予想するのはそこまで難しくないと思います。
今年2018年に流行ったアプリ「Tik Tok」は皆さんも利用したことあるのではないでしょうか? まさに時代のニーズを掴み若い方からお年寄りも「Tik Tok」を利用してシェアしていますよね? 2019年へ向けての創造性、ビジョンを今一度見直してみましょう。
■客観性と創造性で正しい判断基準を
いかがでしたでしょうか?経営をする上で判断基準は会社を成功まで導くために必要不可欠です。客観性と創造性をフルに活かし自分の信じた経営判断をしましょう。