起業をするという事は孤独と闘いプレッシャーに勝つ強い心が必要になります。これはサラリーマンから起業した人の約8割は最終的にまたサラリーマンに戻るという結果からもわかります。ビジネスを成功させる為にもこれらはとても重要な事になりますので、どのようにして様々な不安に打ち勝てばよいのか見ていきましょう。
【情熱】
起業をする上で情熱はとても重要になります。たとえ、数年間は儲けがなくてもご飯を食べる事ができなくても、給料が安くても、寝る時間がなくても不安を吹き飛ばす程の情熱と自分の信じた道を突き進むという覚悟があるかもう一度考えてみましょう。
【理解してくれる協力者】
周囲に自分の仕事や価値観などに共感をしてくれ理解してくれる協力者がいるかどうかは、今後あなたが窮地に立った時に大きな助けになってくれます。経営者にとってはこのような人物がいるかどうかはビジネスの成功を左右するとても大きなものになります。
【不安はなくならない】
このように色々と書きましたが結局不安は常に付きまとい、全てはなくならないという事を理解しておくことも大事です。また不安を感じたらそれを明確にし不安から逃げずに真正面から向き合い対処する事も重要です。
【悲観と楽観】
危機管理においては悲観的に準備し楽観的に対処する事が基本だと言っている専門家もいます。最悪の状況を常に考えておくことで何かトラブルが起きても「この程度なら最悪の状況を考えたらまだましだ」と捉える事ができれば、ネガテイブな出来事もポジティブに捉える事ができます。また辛い事、悲しい事、大変な事が起きると多くの人は自分だけどうしてこんな事になるのかと思います。しかしその一方で辛さや苦しさを表に出さずそれさえも楽しそうしている人もいます。これはその人の絶対値がどこにあるかによって変わってくるのです。
【まとめ】
経営において不安はつきものでどのような経営者にも多かれ少なかれ不安はある事を理解しておきましょう。また経営には多くの不安や失敗がありますがこのような失敗や経験を多く積んだ人ほど不安に打ち勝つ強い心を持つことができるのも事実です。不安はなぜ襲ってくるのかを考えると先が見えない恐怖からくるのではないでしょうか？もし先が見えていたら不安は少し軽減されるのではないかと感じます。現在1年後、2年後、5年後の未来を想像する事ができずに不安に思っている経営者の方がいたらまずは1年後、2年後までの姿を想像してみましょう。近い将来を想像する事ができれば不安要素が少し減って気持ちも楽になるかもしれません。
