経営者になるために大学で何を学ぶべきか?

経営者のリスク

「経営者になりたい」または「起業したい」という人が近年増えてきているように感じますが、具体的に何をどうすれば経営者になれるのか? また、何をどう学べば起業できるのか? と考える人は多いと思います。そこで今回は、経営者になるためには大学へ行くべきなのか? 大学に行くなら何を学ぶべきか?ということについて書いていきたいと思います。

経営者になるためには、そもそも大学に行くべきなのか?

経営者になるために、あるいは起業するのに、大学卒の学歴は決して必須のものではありません。実際、高校卒や中学卒でも経営者になった方は大勢います。頑張れば独学でも経営者になるのは決して不可能な事ではないことです。しかしそこには目に見えない苦労もきっとあることでしょう。

一方、大学に行くことで得られるメリットというモノも確実にあります。それは大きくわけて次の3つです。

①人脈を作ることができる。
②起業に必要な情報を得られる。
③インターンの経験が積める。

一つずつ詳しく見ていきましょう。

人脈を作ることができる

起業する上で人脈が豊富というのは大きな武器になることでしょう。同じ目標を持つ人とのつながりが多いことで、時には共同で起業したり、アドバイスをもらったりできるのも大きな強みになります。大学へ行くことで、学生同士の繋がりや実際に起業した先輩たちと繋がりやすくなります。これは大学に行く大きなメリットの一つと言えるでしょう。

起業に必要な情報を得られる

大学の授業やサークル活動、イベントなどは情報の宝庫です。起業に必要な情報を得やすい環境であることは間違い無いでしょう。また起業家支援などを行なっている大学もありますので、直接教授などから指導を受けることで見識が広くなります。

インターンの経験が積める

経営者になる上で基礎となる部分、それが現場での経験になります。この貴重な経験を積めるのが大学のインターンシップです。学生が興味のある分野の企業で職業体験ができるというものになります。体験を通して働くとはどういうことかを学ぶことができます。

経営者を目指す人が行くべき学部

まず、この学部に行ったから経営者になれるという考え方は通用しません。行った学部で何を学び、起業にどう活かしてゆくのかは本人次第です。ここでは経営者になるのに有利な学部などを紹介していきます。

商学部・経営学部

商学部や経営学部では、ビジネスに必要なさまざまな知識を学ぶことがきます。授業の中で起業家から直接話を聞く機会もあることでしょう。

法学部

ビジネスには法的な側面も多く絡んできます。法学部では弁護士だけでなくさまざまな形で法律のスペシャリストを目指すことができます。将来士業として起業を考えているなら法学部をお勧めします。

理工学部

近年、急成長中のIT分野での起業を目指すなら理工学部が良いでしょう。エンジニアやプログラマーなどの技術が学べます。またこの分野は学生時代から低リスクで起業することも可能で、人気の学部となっています。

まとめ

経営者になるために大学で何を学ぶべきか? と題して、ここまで書いてきましたが、重要なのは大学で何を学び、それを起業に向けてどう活かしてゆくかということでは無いでしょうか? 大学では、やはり独学では難しいことまで学ぶことができます。

チャンスがあるならば、大学へ行くべきではないでしょうか? そしてそのチャンスをどう活かしてゆくのか、チャレンジすべきではないでしょうか? 何もしないでいると、チャンスというものは全ての人に与えられるものではないのです。