経営者は会社のトップに立ち、多くの従業員を指示、誘導し、自社の業績を上げていかなければなりません。ですから、他の人にはないさまざまな能力が必要になるのも仕方ないでしょう。経営者の方は、これを認識し自身がどれくらい当てはまるか一度考えてみる必要があるでしょう。
【経営者に必要な能力】
経営者には、以下のような能力が必要になります。
・論理的、戦略的な考え方ができる
事業を計画的に行っていくだけではなく、それを論理的に考え進めていくことが出来るかどうかは、優秀な経営者である条件とも言えます。
また、他社との競争に勝つために戦略を考え、実行できるかも重要です。
・ニーズを作ることができる
経営者は世の中の動きを瞬時に感じ取り、ニーズを作ることが出来なくてはいけません。特に近年は時代の流れが速いため、流行や需要を感じ取れる人でなくてはなりません。
・会社全体を常に意識できているか
会社にとって最も大切なのは、そこで働く「人」です。それを忘れることなく、常に全体を見渡すことができ、よい職場環境を作ることが経営者の仕事でもあります。
・コミュニケーション能力に長けているか
コミュニケーション能力が低い経営者は、そこで働く人にとっては信頼できず、この人についていって本当に大丈夫なのか不安な気持ちになります。
経営者は、常に周りに配慮ができ、自分の考えや、経営方針を伝え、従業員ともコミュニケーションを取れる人間でなくてはいけません。
【その他】
このほかにも、経営者に備わっていれば企業がさらに成長できる能力や、資格として下記のようなものがあります。
・財務や会計の知識があるか
企業は、決算ごとに自社の売上げや、売上高、赤字、黒字、などさまざまな情報を帳簿に載せます。経営者自らが、これらをすべて行っている企業もありますが、多くの場合は専門の経理担当者や、外部の人間に委託している場合が多いのではないでしょうか？
決算書ができて、それを見ても経営者が専門用語について全く意味が分からないとなると、それは問題です。
なぜなら、決算書には自社にとって有益なさまざまな情報が載っているからです。それを見れば、自社の強みや、弱み今後の経営戦略などを立てることができます。
もし、簿記や会計の知識がない人は、まずは簡単な簿記３級の資格を取得してみましょう。
・資金調達ができるか
優秀な経営者は、資金調達がうまいと言われます。この企業ならお金を貸しても大丈夫だと判断されるには、経営者としてのさまざまな能力が備わっているかどうかによるのではないでしょうか。
【まとめ】
経営者に必要な主な能力を挙げてみました。あなたはいくつ当てはまりましたか？人間は、いつからでも成長できます。気づいた時をスタートだと思い、今から自身を変えていきましょう。
