経営とは?と問われると人それぞれの答えがかえってきます。すべての答えに正解、不正解はありませんが、経営は時代の変化と共にまた変わってくるものです。今回は2019年の経営をテーマに紹介します。経営の考えを今一度考えて見ましょう。
■2019年の景気を占う
去年までのデータによると、失業率は2018年9月で2.3%まで下がっており、2019年は給与が全体的に上がるのではないのかと専門家は予想しているようです。この部分だけ見ると景気はそこまで悪くないと判断できますが、本当にそうなのでしょうか。
◎2018年の業界
みなさんは去年、街を歩いていると閉店している本屋さんなど多く見かけませんでしたか?
去年は小型書店の閉店率はかなり高くなっています。
理由としては通販業界が大幅に伸びている状況にあります。最近ではインターネットで本を買う時代です。通販業界が強く、小型店舗がどんどん閉店に追い込まれている状況は、2019年も続くと予想できます。
◎経営の変化とは
一番大きな変化といえば2019年4月から施行される「働き方改革」の存在が大きいと思います。去年からも意識の年として残業規制が設けられる企業も増えてきたのではないでしょうか?
残業に制限が設けられることによって経営にも影響は出てくるでしょう。この「働き方改革」で将来的に経営ができなくなる企業も出てくると思いますし、働いている社員や従業員の残業意識も変わってきます。経営としては変革の年なることは目に見えているといえるでしょう。
この「働き方改革」で経営的な対応が必須となってきますので、経営者の腕次第ではありますが、対応次第では会社に致命傷的な結果になることも予想され、現状においても社員やスタッフの大量離脱が発生している会社もあるので早急な措置が必要になってきます。
◎消費税10%へ突入
2019年10月に消費税が10%に上がりますが、軽減税率制度とセットになっており、その対応も頭に入れなくていけません。
経営の上で一番気になるのは増税直前の駆け込み需要と、増税直後の需要の落ち込みが予想されることです。しかし今回は軽減税率制度もありますので落ち込み需要に関しては蓋をあけてみないとわかりづらく予想しづらいものとなっています。
■2019年、経営とは??
2019年の情報を知ることで、経営とは? を考える材料にしてもらえれば幸いです。経営の価値観も時代やニーズで変わってくるものです。
2019年は特に変革の年として新しい時代へと嫌でも変わってきます。会社や企業の考え方もまた変わってくる年になるでしょう。経営者や起業家の2019年の経営とは? 今一度考えて見ましょう。