起業を考える人、既に会社を経営している人、自分が本当に経営者としての資質や能力があるのかと疑問を持った事はありませんか?
経営者に求められる能力や資質は考え方によって様々でしょうが、基本的に優秀な経営者が備えている能力や資質をご紹介します。
判断能力の高い事
時代の流れの早さに対応できるかは経営にも影響します。もし流れに乗る事ができず、判断が遅れればそれが致命傷になる可能性もあるでしょう。
情報を常に入手し、先を見極めながら瞬時に判断する能力は経営者には必要ですので、時代に取り残された会社にならない様にしましょう。
数値管理能力が高い事
会社には様々な数字が関係してきます。それは売上の額だけでなく、それぞれの経費の額、従業員や取引先の数、処理に掛かる時間など、全て数で表わします。
数値を常に把握しておく事は、経営判断に直結すると考えられますので数値管理能力が高い方が望ましいと言えるでしょう。
見栄を張らない、謙虚さを忘れない
経営者という立場から、見栄を張りたくなる事もあるでしょう。しかし良い車に乗って高い腕時計を身に付けている事と儲かっている事は別の事です。優秀な経営者は見栄を張る事に尽力しません。
また、社長と呼ばれる事に慣れて態度が急に大きくなる、身の丈に合わない無駄遣いなどは従業員や取引先の信用を失う事になり兼ねませんので謙虚さは忘れない事が大切です。
攻めと守りの姿勢のバランスが取れている
攻撃の姿勢だけで企業を存続させる事はできませんし、リスク管理ばかりを重視し過ぎて守りの姿勢だけを続けても企業は発展しません。
攻めと守りをバランス良く行う事が重要ですが、例えば営業が得意な経営者は攻撃一辺倒になりやすく、法的知識が高い経営者はリスク管理一辺倒になりやすいと言えます。このバランスを上手にとってうまく使う事が必要になると言えるでしょう。
計画を立てた上での経営を
経営は計画を立てて実行していく事が大切です。一定程度ゆとりを確保した上で収支や期間、人員についての計画を立て、目標に向けて実行していく事が必要になるでしょう。経営が順風満帆な会社は、長期計画を立案してマーケティグにも力を入れています。
そして諦めない事も必要な資質に挙げられるでしょう。赤字が続けばそろそろ事業を終わらせようと思うかもしれませんが、諦めずに続けていた事で黒字に転化し、上場した企業も実際に存在しています。