会社役員に求められる能力は、従業員よりも高い質的や影響力が求められます。
企業の舵取り役としての役割を担い、存続や成長に直結するための複合的な能力が必要になるといえるでしょう。
そこで、会社役員に求められる能力について、種類やスキルの内容を簡単に紹介します。
会社役員に求められる能力
会社役員に求められる能力は、大きく分けると以下の3つです。
・コンセプチュアル・スキル
・ヒューマン・スキル
・テクニカル・スキル
コンセプチュアル・スキル
コンセプチュアル・スキルとは、経営を司る能力です。
複雑な情報を概念として捉え、戦略的に判断をする能力が必要といえます。
現状分析に加え、未来の予測と新たな機会創出につなげる洞察力が求められます。
市場や社会の変化を捉え、将来を見据えた戦略や事業計画を立案していきましょう。
また、収集した情報や分析した結果に基づいて、迅速で的確な意思決定を行うことも必要です。
非情な判断や困難な選択などを迫られる場合もありますが、責任を持って決断できる胆力なども欠かせません。
適切な経営判断に向けて、財務会計・法務・ガバナンスコードなどに関する広く深い知識なども身につけておきましょう。
ヒューマン・スキル
ヒューマン・スキルとは対人関係能力のことです。
社内外の多様な関係者との円滑な関係を築き、組織全体の方向性を示して現場のモチベーションを引き出す能力が求められます。
命令や指示をするだけでなく、人々を巻き込んで鼓舞する力が必要です。
さらに、株主・投資家・従業員・取引先などのステークホルダーとの信頼関係の構築や、厳しい交渉を成功に導ける力も必要となるででしょう。
多様なバックグラウンドを持つ人材の理解や、強みを活かすことのできる能力も現代の経営者には欠かせません。
テクニカル・スキル
テクニカル・スキルを超えた部分として、人間的資質や倫理観などが挙げられます。
役員が起こした行動は、会社の信用に直結します。
そのため、能力以上に人間性が重視されることを理解しておきましょう。
法令遵守はもちろんのこと、社会規範に基づいた誠実な行動も求められます。
また、常に変化する経営環境において、予期せぬ困難やプレッシャーに晒されても冷静に判断できる能力や、柔軟に対応できる精神的な強さも欠かせません。
業界の最新動向や経営手法を学び続ける意欲なども、時代の変化に取り残されないために必要といえます。


