会社役員における二代目とは、会社の創業者や先代経営者から経営を引き継いだ親族などのことです。
二代目は、役員としてのキャリアや役割を先代から事業承継で引き継ぎ、トップに就任します。
前もって用意されたポジションをそのまま獲得するため、苦労知らずなどの悪い印象を抱かれる恐れもあるといえます。
そこで、会社役員における二代目について、役割や成功するためのコツを紹介します。
二代目役員の役割
二代目役員の役割は、先代による事業基盤の維持・発展です。
それに加え、時代に即した新たな価値の創造も求められます。
二代目だからこそ、企業文化やビジョンを理解できているため、事業の継続性を担保しやすいことは強みです。
短期的な業績にとらわれることなく、将来を見据えた経営判断をしましょう。
ただし、従業員や取引先から世襲による後継者や七光りといったフィルターで見られてしまいやすいため、期待と同時に厳しい目も向けられる傾向が高いといえます。
二代目役員の課題と成功するためのコツ
二代目役員は、社外での勤務や留学などの経営を経てから入社し、社内で様々な部門の経験を積んで昇進することが多いといえます。
その流れにおいては、以下の課題に直面することが多いと考えられます。
・先代の影を消す
・信頼を獲得する
・時代の流れに対応する
先代の影を消す
先代がカリスマ性の高い人物だった場合、比較されることは避けられません。
問題解決やビジネス判断が求められるときに、先代の判断と異なることや、先代のやり方を踏襲しているなどの批判に直面しやすいといえます。
独自のリーダーシップを発揮するまで、時間がかかることも少なくありません。
信頼を獲得する
二代目は、先代の親族であるため、高い能力を持っていたとしてもコネ入社の判断をされやすいといえます。
すぐに従業員から信頼を得られるわけではないため、成果を出して信用してもらうことが必要です。
二代目ではなく経営者として認められるためのプロセスを築き、実行していきましょう。
時代の流れに対応する
先代の時代には成功したビジネスモデルでも、時代の流れで現代も通用するとは限りません。
二代目が会社経営をする時代には、過去の古い慣習が経営の妨げになる恐れもあるといえます。
IT推進や新規事業への挑戦など、時代変化に対応できるイノベーションなども積極的に検討していきましょう。


