ビジネスの世界に限らず、成功者と言われる人には高学歴者が多いことが分かります。
なぜ経営者に高学歴な人が多いのか、また高学歴で経営者となるメリットなどを見てみましょう。
【経営者が高学歴なわけ】
日本の名門である東大や京大などに合格する、いわば高学歴者は以下のような点に優れていると言えます。
・上位大学に合格するためには、暗記だけではなく自ら考え問題を解く力が必要になります。
基礎からしっかりと勉強し応用力のある人だけが合格できるのです。
これは、経営にも繋がることで、事業で成功するためにはマニュアルだけでなく、自分で考え行動する力が必要になります。
・上位大学には、早くから人生の目的を持った目的意識の高い人が集まります。
大学受験はその目的を達成するための通過点にすぎず、大学受験の先を見据えている人が多いのです。
ですから、そのためにがむしゃらに勉強することができ、様々な困難にも立ち向かうことができるのです。
経営においても、これは言えることで事業を行っていると良い時ばかりではありません。
業績が悪い場合にも、くじけずに努力し続けることができるかという精神力は重要になってきます。
【高学歴者が起業するメリット】
高学歴者の中には親の会社を引き継いで経営者になる人もいますが自身で会社を立ち上げて一代で成功をする人も多くいます。
学歴社会の日本では高学歴者ほど就職に有利ですので、卒業後は大企業に就職する人がほとんどでしょう。しかし、高学歴な人ほど起業をした方がメリットは多いと言われています。
まず、会社を立ち上げて融資を依頼する場合にも融資先が最も重視する点は経営者の学歴でしょう。経営者が東大、京大などの高学歴者であった場合、信頼され融資を受けやすくなるというメリットがあります。
立ち上げたばかりの名の知れない企業に仕事を依頼するにしても、名門大学卒の経営者に任せるのと、大学に行っていない経営者に任せるのでは相手側の評価や信用も全く違います。
また、高学歴者の場合万が一起業して失敗しても次のチャンスを掴みやすいという点もあります。
このように、東大や京大などのブランドは依然として非常に強く、一般的なサラリーマンになるより、起業した方がメリットは多いように思います。
【まとめ】
世の中学歴だけではない、と言う人もいますが人の上に立って仕事をする経営者ならば、やはり学歴は必要であると言えるでしょう。
信頼、信用、屈指の精神力、判断力、目的意識など、経営者として必要な要素と学歴は大きく関係していると言えます。