会社経営に必要な3つの要素とは?

経営者のリスク

企業や職種によって仕事の内容は変わりますが、会社を運営・経営していくためには主に3要素があるとされています。では、その3要素とは何でしょうか? 熟年の経営者の方であれば会社経営を始めた当時の事を振り返り、初めて会社経営をする方はどんな事が必要なのかを一緒に考えてみましょう。

■経営資源=会社経営の3要素である

経営資源とは、会社を経営していく上で役立つ要素や能力の事を言います。良質な経営資源をどれだけ確保できるかによって、企業の競争力は決まると言っていいのではないでしょうか? 経営資源では「人」「モノ」「オカネ」とといった主要にプラスして「情報」であったり、「時間」と言った細かなものが入ってきます。

■経営資源「人」とは?

経営資源の「人」とは、主に会社で働く人のことを言います。社員の数が多く、優秀であればあるほど会社の人的資源は豊と言えます。また、経営資源の「人」は、広い意味で会社の成長に関わっている全ての人々と捉える場合もあり、協力会社の人々や税理士も含みます。

■経営資源「モノ」とは?

経営資源の「モノ」とは、会社で所有しているあらゆる物理的なモノの事を言います。例えば、普段から会社で使っている机や椅子・パソコン・ソフトウェア・社用車などがそれにあたります。しかし、物質資源が豊富であればあるほど、生産率は上がりますが持ちすぎには注意が必要でしょう。なぜなら、会社のモノを処分する時に、費用が掛かることが多いためです。

■経営資源「オカネ」とは?

経営資源の「オカネ」とは、私達が生活をしていく上でも大切なお金の事を言います。ただし、会社経営をしていく中では、現金ではなく株式や債権なども含まれます。会社を経営するにあたってオカネは多い事に越したことはありません。他の経営資源である「人」・「モノ」・「情報」といったほとんどが、オカネを出して買う事が多いですし、オカネがあれば、それだけの選択肢が増えるというわけです。

■3要素で利益を上げる方法とは?

会社を経営していく中で、どんなに多く優れた芸英資源「人」・「モノ」・「オカネ」があったとしても、適切に使う事ができなければ会社は利益を上げることは難しいでしょう。会社の状況に応じて各事業部門であったり、部門の間で調整する必要があります。

◎人(人材)調達方法
人は正社員雇用と非正規雇用に分ける事ができます。
一般的に日本では、正社員は終身雇用になるので会社の中心となる人材を雇い入れていきます。その一方で、非正規雇用は補助的な要因として入れていきます。

◎モノの調達方法
モノは購入するというのが多いと思います。
◎オカネの調達方法
オカネは会社の売上や借入、株式などによる投資といった様々な方法で調達する事ができます。

いかがでしたか?会社を経営していくには「人」・「モノ」・「オカネ」という3要素(経営資源)によって成り立っているのが会社です。もし、まれに3つのうちのどれかが欠けてしまうと大きな利益を得る事はできません。3つの要素があって初めて、それらの要素をいかに高めていくのか、いかに多く集めていくのかで会社の基本的な能力が高まり、利益なども上げていく事ができると言えるではないのでしょうか?