経営者必見!正しい経営判断を下すために必要となる材料とは

経営者のリスク

経営者の方は、さまざまな場面で経営判断を下す時があります。経営者として正しい判断を下す時に必要となる材料としてどの様なものがあるのか、注意点などを含めて見てみましょう。

 

【正しい経営判断を下すための材料】
経営判断を下す場合に必要となる材料として下記の様なものがあります。
・世の中の動き、流行
・お客様の声
・従業員の意見
・決算書・試算表
・その他経営資料
・財務資料
・資金繰り表
この様なものがあります。中でも決算書や試算表、資金繰り表などは自社の経営を数値化してみる事ができ、客観的に判断を下す事ができますので是非活用してみてください。
経営者に簿記等の知識が必要と言われるのは、このためで自社の経営を数値として見た時に、自社の弱みや強みを読み取る事が出来たり、売上を上げるためにはどれくらいの設備投資や広告宣伝費を使えるのかという点にも目を配る事ができるからです。

 

【決算書を正しく読むことができないと】
決算書の作成業務を税理士事務所任せにしている経営者も多くいますが、このような経営を行っていると、経営判断に欠かせない決算書を有効に活用できなくなります。
社内に決算書を正しく読める人間がいない場合、これはただの紙切れ同様になり、経営判断に活用できなくなるばかりか、自社の問題点、修正点などを改善することができず赤字経営が続くというリスクもあります。
更に決算書を公開した場合に、外部の投資家から数値の説明や責任を問われるケースもあります。このような時に、瞬時に受け答えができない企業は株主からの信頼もなくなってしまいます。

 

【経営者は優柔不断ではいけない】
リーダーの資質として求められるものは多くありますが、最も重要な役割として「いざという時の判断力」があります。ビジネスを行っていると平坦な道ばかりではなく、右、左さまざまな道が現れ、どちらにいくべきか迷う時もあります。
しかし、このような場面でリーダーが優柔不断だと下で働くものは混乱し、不安になってしまいます。
このように優柔不断な態度を取ってしまう原因としては、経営者自身に明確な判断基準がないからです。

 

【まとめ】
社会やお客様をよく観察し、正しい価値観を持っていなければ大切な時に正しい判断を下す事はできません。
経営者はまず事業の目的や、誰のために経営を行っているのかを明確にする事が大切になるでしょう。