経営者なら土日を返上してまでお仕事をする方もいますよね。もし休みの日で自宅にいても経営や仕事のことで頭がいっぱいで落ち着かなかったりする、といった経営者も多いようです。ただ経営者も一人の人間です、しっかりとした休暇をとらなくては体も精神にも不調をきたす恐れがあります。休むことの大切さを経営者なりに考えて見ていきましょう。
■本当は経営者こそ休むべき
ここ最近の日本では働き方、休み方の見直しが大きな社会問題となっているようです。「厚生労働省」では適切な労働時間で働き、ほどよく休暇を取得することは、仕事に対する社員の意識やモチベーションを高めるとともに、業務効率の向上にプラスの効果が期待されます。と公言しています。
これには経営者も働き手の一人ですので、適切に休暇をとる必要性があると理解できると思います。また経営者が休む姿を見せることで、社員や従業員の休みやすさにも影響を与えてきます。健康的な労働環境を提供するのも経営者の仕事の一つです。
事業を上手く発展させ効率よくまわすなら、まずは経営者から率先して休みをとってみるのもいいかもしれません。
■どうやって休みの日を過ごそうか?
休み慣れてない経営者でしたら、休みの日に何をしたらいいのだ?と悩む方もいるかもしれません。そこで充実感を得やすい休暇の過ごし方をヒントに見ていきましょう。
◎読書や映画鑑賞
普段なかなか、まとまった時間がとれない経営者には読書や映画鑑賞での休暇の過ごし方はうってつけです。経営者ならビジネス本を読もうと発想もあると思いますが、ここはあえて小説を読んでみてはいかかでしょうか?
休みがあるからビジネス本で勉強という発想ではなく、読みたい本があるから休みを利用と思うことで体が完全にリラックスな状態に持っていけます。
また普段あまり読まない、見ないものから新しい発見や発想は生まれやすく仕事へのヒントを与えてくれるかもしれません。
◎体を動かそう
運動している経営者は多くいますが休みの日に運動をするということは精神面だけではなく身体的にもリフレッシュ効果が期待でき、休暇で体を動かした充実感まで、でてきます。
また経営者同士で運動するコミュニティーを結成しているところも最近は多くなってきているようです。一人で運動するのが苦手という経営者でしたら、コミュニケーション勉強と思って新しい場所やコミュニティーを休みの日探してみるのも充実感のある休日の過ごし方だと言えます。
■従業員を信頼して休んでみよう
経営者なら思い通りに組織を動かしてみたいと思うのが心情ですが、実際は思い通りにならないことだらけです。そんな時こそ割り切って休みをとるのも一つの手です。
従業員にある程度を仕事を任せて休みをとるのもいいのではないでしょうか、信頼関係も生まれ経営者から頼りにされていると思ってくれるかもしません。