極度にプレッシャーを経営者が抱えてしまうと、それがストレスになり最悪な場合、病気まで患ってしまう可能性まであるリスクを生みます。一緒にプレッシャーとストレスについて考えていきましょう。
見落としがちが穴となる
最近では、社員や職員に対してのメンタルヘルス対策への取り組みとして、「ストレスチェック制度」を導入している会社や企業は多くあります。ですが見落とされがちなのが、経営者層がそのチェックをおろそかにしてしまい、プレッシャーとストレスから現代病とはいわれる病気になってしまうことです。
経営者は組織のリーダー、その責任や意識、常に重要な決断を求められ誰よりもプレッシャーとは背中合わせです。そのため、社員や家族にすら自分の弱い部分を見せたくないと思う経営者が多いのが事実にあり。それが落とし穴となってしまいます。
そのプレッシャーを次第にストレスとして感じ、この段階で誰かに相談や病院などにいけば、まだ初期症状しての対策が打てますが、誰にも相談できずに1人で抱え込んでしまうと、現代病の一つ「うつ病」などを患ってしまうリスクが高くなってしまいます。
「うつ病」になってしまうと経営者として正常な判断は難しくなってしまい、適切な指示や判断、決断もできなくなる状態までになってしまいます。
「キラーストレス」という言葉を、最近耳にする機会も多くなりなってきました。プレッシャーや緊張からくる過剰ストレスは精神症状だけではなく、脳までに傷害が及び最悪、死に至るケースもあるという研究結果もあるようです。
それでは、プレッシャーを緩和しストレスを溜め込まないようにするには、経営者としてどんな対策をすればいいのでしょうか。
経営者自身をマネジメント
プレッシャーからストレスの対策は、一番は溜め込まないことです。これは経営者だけではなく万人にいえることですが、その中でも多大なプレッシャーにさらされている経営者は自分自身をマネジメントすることが重要だといえます。
プレッシャーからくるストレス症状は、「3つのサイン」を意識することが大切です。
・不眠や疲れといった 「体のサイン」
・イライラ感や抑うつ感は 「心のサイン」
・ミスが増える、人を避けてしまう「行動のサイン」
経営者はこの「3つのサイン」を常に意識するようにしましょう。
まとめ
プレッシャーからくるストレスを溜め込んでしまうと、現代病である「うつ病」を患う危険性を伴います。もしも「うつ病」になってしまうと、経営者としてのまともな判断ができなくなってしまいます。対策として、経営者自身がストレスを溜め込まず、自分自身をマネジメントしてプレッシャーと上手く付き合っていく方法が効果的です。