会社役員には、釣りを趣味にする方が少なくありません。
釣りは、個人の趣味としてではなく、ビジネスにおいても人脈形成につながります。
また、ストレスを軽減させたり自己肯定感を向上したり、没頭できることも魅力といえるでしょう。
経営者同士のコミュニティで釣りを楽しめば、共通の趣味を通じて親睦を深められます。
気分転換や様々なきっかけづくりになるなど、新たな成功の突破口になることも期待できます。
そこで、役員の趣味で多いのは釣りなのか、ビジネスにおけるメリットを簡単に紹介します。
人脈作りにつながる
会社役員が釣りを趣味にすると、人脈作りにつながります。
東京商工リサーチが行った社長を対象にした趣味の調査では、釣りが3番目に多かったといわれています。
これは、釣りを趣味にすることで、色々な会社社長との共通の趣味を持つことができ、人脈作りに役立てることができることを意味します。
同じ趣味の話なら、会社も盛り上がりやすく、関係も深まるでしょう。
会社経営が集まる釣りコミュニティなどに参加することで、さらに人脈を広げられます。
もともと釣りが社長や役員などの仲を深められるイメージがついたのは、映画「釣りバカ日誌」などの影響が強いといえます。
平社員と経営者が釣りを通じて珍騒動を繰り広げつつ、絆を深めていく物語です。
考える時間を増やせる
会社役員が釣りを趣味にすると、考える時間を増やすことができます。
釣りは、仕掛けに魚がかからない時間が長く、考えごとをするには最適といえます。
水面を眺めつつ、気持ちを落ち着けたり考えをまとめたりする時間に活用できます。
座り心地の良いアウトドア用のイスを用意し、魔法瓶にお茶やコーヒーを入れて、ゆったり座って考える時間にするとよいでしょう。
対話の時間に活用できる
会社役員が釣りをしている時間は、対話に活用できます。
釣りは、野外で行うミーティングの時間にすることで、人間関係を深めやすくなります。
ゴルフと同じく、1回ごとにある程度の時間がかかるからです。
たとえばゴルフは4〜5時間かかりますが、釣りであればさらに時間がかかるため、長い時間を共有することでより互いを知ることができます。
気軽の釣りを一緒に楽しめる仲間なら、普段から色々な会話で盛り上がりやすいでしょう。
ビジネスの相手との時間だとしても、共通の趣味を共にする仲間として、良い話につながることが期待できます。


