会社経営に数学は欠かせない!苦手でも克服したほうがよい理由

企業経営情報ラボ

以外に多いのが、経営者の中で数字が苦手という方です。営業能力は高いのに、決算書の読み方が理解できないなど、そもそも数学は得意でないという経営者は意外と少なくありません。

ただ、会社経営に数学は必要ですし、経営者だけでなく会社全体で理解しておくべき数学もあります。

悩みを解決する時にも数学が必要?

経営者は常に、景気が悪く売上が低迷したり、よいと思える案件はあっても投資する余力がないなど、人材不足や社員の働きが悪いなど、色々なことにと悩んでいます。

では社員の働きが悪いことに大きな悩みを抱えている場合、まずは社内のデータを確認し、現場でどのようなことが起きているか確認してみましょう。

これまでの統計データから、業界の動向や構造を調査すると、戦略自体に誤りが見えたり、人員不足が原因であるといった問題点を発見できることがあります。

本当は一生懸命働こうとしている社員の心をくじけさせる何かの原因があるわけです。正しく問題を定義することで、解決に向ける有効な手段や対策を打つことができるようになるでしょう。

数学が必要なのは決算書の確認場面だけではない!

このように、経営において数学が出てくる場面は決算書の数字の確認だけではありません。ビジネスで役立つ数学力は大きくわけると3種類あるのでそれぞれご説明していきます。

四則演算

その1つとして挙げられるのが四則演算です。特に比率である割り算は重要で、コストの比率は売上の何%なのか、昨年度より何%変わったかなど、全体を把握するために使います。

確率

そして論理力を示す確率も理解しておくことが必要です。知りたい項目を文章化し、分母と分子にあてはめる数字は何か論理的に正しく把握した上で、正確に計算することが必要となります。

変数

最後に必要になるのは因果関係を示す説明変数と従属変数です。仮に売上高を説明できる要因は何かを知りたいなら、集めた色々な数字で重回帰分析を行うこともあるでしょう。ただ、結果と変数を取り違えないように注意が必要です。

本当は要因が変数で結果が売上なのに、売上を変数、ある要因をその結果と間違っていることがあります。X軸とY軸の見極めを間違わないようにすることが大切であるということです。

シンプルな号令で社員を動かす

必要とされる3つの数学は、問題定義という概念のもとで実行される便利なツールであると理解しておきましょう。

会社は組織であり、ビジネスはたくさんの人が動き初めて成立します。競争に勝つためのステップを策定して計画しても、大人数がその複雑な流れを同じように実行することは不可能かもしれません。むしろ、この3つの数学だけは理解しておく事といった号令のほうが動きやすくなるはずです。

経営に必要な3つの種類の数学は、経営者だけでなく社員も当たり前のように使えるようにすることが理想といえます。