２０１５年は停滞気味であった景気ですが２０１６年も上半期を終え今後はどのようになっていくのでしょうか？実はこの経済予測はとても難しく予想する事は困難であると言われています。しかし会社を背負う人間にはこのような先を見通す確かな目がとても大切になってきます。自分の経営する会社が万が一予測とは反対の方向にいってしまうと会社は膨大な損失を背負い倒産の危機にもなりかねません。
【法人保険】
法人保険には大きく分けて法人の事業活動のリスクに対する損害保険と、経営者に万が一の事が起こった場合に退職金等の積み立てを行う生命保険の２つがあります。今回は経済的に打撃を受けた場合の保障等に関係する損害保険の具体的な保障内容やメリットについてみていきます。
【企業防衛の為の資金繰り対策】
法人の事業活動には上記のような経済的な打撃や自然災害など思いもよらない事が起こります。時代とともに多様化して大型化しているリスクに対して経営者は会社を守るために何ができるか真剣に考える必要があるのです。この中で経営者として最も重要でかつ大変な仕事は会社の資金繰りでしょう。会社が危機に陥った時資産性が高く、その一部または全部をいつでもすぐに現金化する事ができる優良資産として考えられるのが法人保険です。法人保険は優良資産としてとても有効な積立式の保険だと言えます。会社の緊急時には解約による現金化もでき生命保険会社から保険を担保に借り入れも可能になります。更に契約者貸付は通常の銀行の融資のように厳しい審査はありませんので急激な業績悪化などにも迅速に対応ができ資金繰り対策としては最も有効的な手段と言えます。
【財務強化】
現在のように日々目まぐるしく変化する世の中では２年後、３年後の未来を予測する事はとても難しいです。それは自分の経営する会社でも同じことが言え、今現在利益があるからと言って安心はできません。経営者に万が一の事があった場合や事業業績が急激に悪化し損害が出た場合に経済的な損失に備え事業保障を準備し備えておくことが大切です。また備えると伴に業績の良い時には余剰金を蓄え財務強化をする事も忘れずにおきましょう。
【まとめ】
法人保険はいざという時に大変役に立ち、また自社の窮地を救ってくれるものである事を理解しておきましょう。特に経営者は今現在の業績だけで安心せず将来へのリスクがある事を常に考えて行動すべきです。会社や自分に何か起こる前にしっかりと備え、蓄えていく事がリスクを最小限に軽減する事に繋がるのです。
