経営者が参考にすべき指標!今の景気から今後の経済の動向を予想

経済

現在の景気を知り将来どのようになっていくのか、景気を予想する指標が「景気動向指数」です。景気動向指数の内容や見方について知っておくと会社の経営を担う人は事業計画などに役立つためぜひ覚えておきましょう。

【景気動向指数】

景気動向指数は簡単に言うと以下のような事を表した指標です。

・景気は今どうなっているのか確認する事ができる
・将来上向きになっていくのか、下向きになっていくのかを予測する
・景気の山や谷がどこにあるのかを判断したりする為に算出される

これは生産、消費、雇用、金融、物価など経済において大きな影響を与え景気の動向に敏感に反応する30項目の指標を元に算出されます。
具体的には商品の生産数、失業者数、株の動向、中小企業の売り上げなどが指標になります。景気動向指数に使われる指標は新規求人数や機械の受注量など景気に対して先行して動くもの(先行指数)と有効求人倍率、電力使用量などの同じタイミングで動くもの(一致指数)と家計支出、法人税額など遅れて動くもの(遅行指数)の3種類があります。会社経営に反映される指標は一致指数です。一致指数について詳しくみてみましょう。

【会社取引と一致指数】

景気がよくなれば会社同士の取引が増え卸売業の販売額や耐久消費財の出荷は景気の動きに合わせて上下します。社内でも景気が良くなり受注数が増えると時間外労働も増えます。このように耐久消費財などの出荷額と社員の労働時間は景気と一致して動くことがわかります。このように景気と合わせて一致して動く数値を一致指数と言い現在の景気を判断するのに役立ちます。一致指数がプラスであれば景気が上向きである事を意味し、マイナスになっている場合は景気が下向きになっている事を意味します。

【景気動向指数の計算方法】

景気動向指数は上記のように3つに分類されますが更に計算方法によってそれぞれ2つに分けられます。一つは先行、一致、遅行に対して前回よりもプラスであったものの割合を計算したものでディフュージョン・インデックスと言います。もう一つは2010年を100とした場合にどれくらい変化したかを計算するものでコンポジット・インデックスと言います。

【まとめ】

このように景気動向指数と言っても利用目的や計算方法によって細かく分類されます。それぞれの役割を理解し景気を先読みできれば今後1~2年は景気が良くなるから取引の受注数を増やそう、支店を増やそうなどという事業計画を立てやすくなります。また逆に景気が下降していく前には事業の縮小を検討したりすることができる為、会社のリスクを最小限に抑える事が出来ます。