翌日にお酒が残らない!二日酔いしにくいお酒ってあるの?

健康

社会人になると付き合いでお酒を飲む機会も増えるでしょう。しかしつい飲みすぎて、翌日なかなか起きられない頭痛や吐き気がして仕事に支障がでるなどという事になっては本末転倒になってしまいます。そこで、なるべく二日酔いしにくい、翌日にお酒が残らないものを調べてみましょう。

【二日酔いしにくいお酒】

お酒は二日酔いしにくいお酒と、翌日になってもなかなか抜けないお酒に分ける事ができます。それはお酒の性質と作られた過程などによるのです。
それでは、まず二日酔いしにくいお酒についてみてみましょう。
蒸留酒やエタノール、高いお酒は二日酔いしにくいお酒であると言われています。例えば焼酎やウオッカ、ジン、ラム、泡盛などが例として挙げられます。意外と思われる方もいるかもしれませんが、二日酔いしにくいお酒はエタノール100%のものです。アルコールは純粋であるほど不純物がないため、二日酔いしにくくなります。

【二日酔いしやすいお酒】

これとは反対に二日酔いしやすいお酒は醸造酒、メタノール含有、安いお酒です。例えば日本酒やビール、ワイン、ウイスキー、ブランデー、テキーラなどがあります。醸造酒には「アセトン」や「フーゼル油」「タンニン」などの不純物を多く含みこれらが二日酔いの症状を悪化させると言われています。醸造酒と蒸留酒の違いはお酒の色です。色の濃いお酒は、醸造酒で色の薄い透明なものは蒸留酒である場合が多いです。

またウイスキーやブランデーに含まれているメタノールはエタノールに比べて、体内で分界されるのに長い時間がかかります。その結果、翌朝以降にもアルコールが残り二日酔いになってしまうのです。
メタノール事態も有毒で少量であっても頭痛や吐き気めまいなどを引き起こしますので、極力控えるようにしましょう。

【お酒を飲む時に気を付ける事】

醸造酒はできるだけ避けて、蒸留酒を飲むようにすることやメタノール含有のお酒は避ける事などが二日酔いを防ぐには有効です。また、お酒の値段も二日酔いに大変関係があります。値段が高いほど不純物を取り除く作業や工程に力を入れているからです。同じような蒸留酒でも値段が高い方が、不純物が少なく体にはよいと言われています。
ウオッカはアルコール濃度が高いのですが、二日酔いしにくいのはバーボンに比べ数十倍も不純物が少ないからです。

【まとめ】

ワインも赤ワインの方が、白ワインよりも不純物が多いので二日酔いしやすいと言われています。もしお酒を飲むなら、翌日の二日酔いを避けるため白ワインや焼酎ウオッカ、泡盛、ジン、ラムなどのメタノールが少ないお酒を飲むようにしましょう。

さらにドリンクや一緒に食べる食べ物を工夫することで二日酔いの予防につながります。