「ランニング」と経営者は、関係性はないと思っている方がいると思います。しかし、関係性はあります。そして「ランニング」は身体を鍛えるためだけではなく、経営またはマーケティングに通じる部分があります。経営者が「ランニング」を趣味とするという理由を、今回は一緒に探してみましょう。
経営者が「ランニング」を趣味にする
経営者の中には「ランニング」を趣味にしたり、または身体を動かすスポーツをする方は沢山いるようです。それを行う理由はさまざまで、「楽しい」「健康のため」「レースで完走」など目的の違いはありますが、「ランニング」する「走る」を習慣づけ実践するという行為は、ビジネスと深い関係があります。
ビジネスと「ランニング」の関係性
「ランニング」をするとなると、目標とゴールを決めなくてはなりません。今日は一時間走るとか、10キロ走る、ゴールは公園までなど。単に目標とゴールを決め走る「ランニング」ですが、ビジネスと通じている部分があります。それは「マーケティング活動」です。
・自社の商品やサービスを提供し、顧客獲得を目指す【目標】
・今月の売上や顧客獲得にするべきことは?【戦略】
・新規顧客を獲得し、さらに自社を売り出すには?【戦術】
・無事に今月の売上を達成した【ゴール】
おおまかに分けましたが、「マーケティング活動」と「ランニング」は同じ考え方ができます。「ランニング」する上での目標とゴールの過程で、慣れてくると戦略・戦術も考えなくはいけません。
「このコースを二時間で走るとなると、どのくらいのペース配分か」これは戦略にあたり、
「途中ののぼりとくだりがある部分を攻略するために何が必要か」は戦術になります。
このように、経営者は「ランニング」を通してビジネスに通じた考えを持つことができ、イメージを脳へ定着することが可能です。また、「ランニング」の最中は、さらに脳は活性化していますので、新しいビジネスアイディアなどが生まれやすくなると言われています。
朝に「ランニング」をして頭を活性化させ、出社することで大切な会議やプレゼンの際でのディスカッションもクリアな気持ちで望むことができ、いつも以上のパフォーマンスを発揮できるかもしれません。
「ランニング」から次のステージへ
「ランニング」に慣れてきたら、新しい目標が経営者の中で生まれてくるでしょう。ハーフマラソンやフルマラソンの大会で完走したい。世界で一番過酷と言われる「アイアンマンレース」に出場したい。と思う方もいると思います。
経営者が「ランニング」をして完走することで、自社に何か利益があるのかと問われると、利益はないかもしれませんが、経営者が先陣をきって頑張っている姿は社員や職員のモチベーションアップに繋がります。
まずは「ランニング」を習慣づけビジネスとのリンクさせてみましょう。