【はじめに】
ワンマン社長というと、どのようなイメージをお持ちでしょうか?
一般的には、企業の中で、独裁的に物事を動かす人。企業を車で例えるならば、社長は運転手で、社員は乗客。運転手は、自分の思い通りに車を動かし、乗客には、それに従う義務があるというような・・・あまり良いイメージではないですね。
しかし、企業の業績拡大を成し遂げられる力があるのは、ワンマン社長とも言われています。
では、ワンマン社長がより良い組織作りをしていくために、どのようなことに気を付けていけばよいでしょうか?
こちらでは、よりよい組織化を図るためのポイントを、ご紹介して行きたいと思います。
【よりよい組織化を目指して】
さて、皆さんの企業においては、組織を強化していくために、どのようなことを行っているでしょうか?
会社の初期段階からですと、課題はたくさんあります。
しかし、どのようにたくさんのことを決めていったとしても、企業を動かすのは「人」です。社長が情熱を持って突っ走っていっても、肝心の社員が息切れしては、その組織は立ちいかなくなります。
組織の「人」を動かす「経営者」の采配しだいで、組織は大きく変わるのではないでしょうか?
一つ一つの対応を見ていきましょう。
【社員の話をしっかり聞く】
良い組織化を目指すためには、お互いの信頼関係が大事だと思います。
あなたは、社員の目を合わせて挨拶をしていますか?
社内で相手の目を合わせて挨拶をしない人は、外でも同じことをしているかと思います。
目線を相手に合わせて挨拶をすることを積み重ねることで、よりよい信頼関係を築くきっかけとなります。まずは目を合わせて挨拶を実行して行くことを、おすすめします。
【相手の話を遮らない】
よりよい信頼関係を築いて行くために、重要なもう一つの点は、社員の話を遮ることなく、しっかりと聞くことにあるかと想います。
社員の意見を遮って、ご自身の意見を押し通してしまっては、話しているほうは、意気消沈してしまうでしょう。社員の話を聞くときは、相手の話を傾聴する姿勢で臨むことが重要です。そうすることで、社員の方は、社長の役に立てるように、さらによい意見を持ってくることでしょう。
【まとめ】
よく問題点だけを聞いて、解決策を聞かない社長がいます。
これでは、社員は、自分が必要とされていないという、マイナスイメージを持ってしまいます。
この場合、訊き方を変えて、「君ならどう考える?」「どうすれば解決するだろうか?」と、最初から解決する方向に話を進めて行くことが大切です。
そのように話を持って行くことで、相手は「より良い仕事をしたい」という気持ちになります。
どんなときでも、社員の意見をしっかり聞く姿勢が社員にも影響して、さらに信頼関係が強まり、良い仕事へとつながっていくことでしょう。
今回は、よりよい組織化のために、ワンマン社長がどのようなことに気を付けていけばよいのかをご紹介しました。