起業して会社を経営するには?経営者として知っておくべきこと

経営者の保険

このままずっと、サラリーマンやOLとして経営者の下で働くのは嫌だ、いつかは自分の会社を立ち上げて起業するんだ、と考えている人は多くいます。実際に起業をすることになった時に、困らないように経営者になるために必要な事、心がけておきたい事などをみてみましょう。

【仕事面】
仕事については、サラリーマン時代に勤めていた企業の様々なノウハウを盗み、しっかりと自分の物にしておくと起業後にそれを活かして活動することができます。
例えば、自社の商品やサービスといった物を売り込む集客とについて考えると、営業能力が大切になります。
自社の利益ばかりを追うのではなく、お客の目線に立って考え、どんな商品を欲しているのか、こんなサービスがあったら嬉しい、どういう風に売り込めばお客さんは購入してくれるのか、という点についてしっかりと考えセールストークを広げていくことはサラリーマン時代に培った営業能力が重要になります。
また、従業員と経営者の大きな違いは雇われ身と、雇用主という立場と責任の違いでしょう。
オーナーから言われた通りに仕事をやっておけば給料がもらえる従業員と、自身が考え一つ一つ決断していかなければならない経営者では責任や重圧は全く違います。起業後にいきなり経営者になるのではなく、常日頃から自分で考えるという事を習慣づけておけば起業後も役立ちます。

【生活面】
また、仕事以外の面でも経営者になる人は意識しておくことがあります。
まずは、日常生活についてです。経営者は何時に出社して、何時に退社しても誰からも文句を言われることはありません。だからこそ、自身のスケジュールや、生活面について自分で管理を行わなければなりません。
経営者への第一歩は、自己管理をする事からと言っても過言ではありません。ついだらけてしまいがちになる生活に、自分でメリハリを付けて管理するという事は思った以上に大変な事です。
次に、常に様々なところにアンテナを張っておくことも経営者として必要になります。例えば、友人とレストランで食事をした場合、料理の出し方、接客、サービス、店の雰囲気など勉強すべき点は沢山あります。
そして、もし自分がオーナーだったらここをこのように改善する、このサービスはよいので、ぜひ取り入れたいなど常に経営者として物事を考えられるようにしておく事も重要です。
このように経営者として、今から準備できることは沢山あります。優秀な経営者になるには、人と同じことをしていてはダメなのです。経営者の夢を思い描くだけで終わらせたくない、という人はまずは自分にできることから始めてみましょう。