賠償責任保険の適用範囲!仕事中の事故や怪我にも対応できる?

経営者の保険

個人賠償責任保険は、日常のさまざまなリスクに対して汎用性の高い保険と言われていますが仕事中に起きた事故や怪我に対しても保障されるのでしょうか?個人賠償責任保険の保障範囲について詳しくみてみましょう。

【個人賠償責任保険で保障される範囲】

個人賠償責任保険では主に下記のようなものがカバーされます。
・子供が遊んでいて隣のガレージ、塀、車などに傷をつけた
・他人に怪我をさせた
・家で自分の不注意によって水漏れ起こしてしまい、階下が水浸しになった
・自転車で通勤中事故を起こし相手に怪我をさせた
などがあります。

【仕事中の怪我や事故も対象になる?】

また個人賠償保険の対象外となる保障としては下記のようなものがあります。
・他人から借りたものや預かったものを壊した場合
・家族が自身の家の物や車などに被害を与えた場合
・仕事中の事故や怪我
・スポーツ中の怪我や事故
・自動車事故
・喧嘩などによる怪我
などは個人賠償責任保険の保障外になっています。仕事中の事故や怪我に対しては個人賠償保険の対象外となりますので注意しましょう。
では、仕事中に事故や怪我をした場合はどうすればよいのでしょうか?

【仕事中の怪我や事故は労災が適用される】

仕事中や通勤中は業務上と考えられるためこの際に遭った交通事故や怪我などに対しては労災保険の使用が認められています。
労災保険は、従業員を1人でも雇っている事業所は加入する義務があり、労働基準法による労働者であればアルバイト、パート、日雇い労働者でも保険が適用されます。
しかし、実際には労災保険を使用するのを躊躇する人も少なくありません。これは労災保険を使用すると会社に迷惑になるのではないか、パートやアルバイトという立場で使う事が出来ないのではないか、軽い怪我や事故なので労災保険を使うほどもない等という理由が挙げられます。
しかし、労災保険は労働者として全ての人に認められている当然の権利ですので遠慮せずに使うようにしましょう。

【まとめ】

仕事中の事故や怪我に対しては個人賠償責任保険を使う事はできません。このような場合は、会社の労災保険を使い保障を受けましょう。
ただし、中には労災保険に加入していない悪質な事業所もありますので、このような事業所に努めている場合は「労災保険の事故後適用」という制度を申し立てる事もできますので覚えておきましょう。