経営者には、さまざまな悩みがあり不安や、心配事などは従業員や家族、パートナーなどは立場が違うため理解してもらうことは難しいでしょう。
これらが、経営者が孤独だと言われる所以ですが経営者同士の集いなどに参加することで孤独感や、悩みなどを分かち合うことは出来るのではないでしょうか。
経営者の集いは多くの場所で開催されていますが、参加するメリットをみてみましょう。
【経営者の集いに参加するメリット】
・積極的なディスカッション
経営者の集いは、自社をよくしたい、売上を上げたい、職場環境をよくしたいなど同じような思いを持った経営者同士で成り立っています。そのため、お互いの発言に真剣に耳を傾け、積極的なディスカッションが行われ、前向きな意見を聞くことができます。経営者同士の活発なディスカッションによって新たな気づきや、改善点、新規事業拡大のアイデアなど有益な情報を得る事ができます。
・異業種・異業態の集い
経営者と一言で言っても、様々な業種や形態から構成されます。そのため、日ごろ出会わないような人との出会いがあったり、新しい発見や発想の転換に気付くことができます。
特に、同業種、同業界の集まりでは仕事に直結する有益な情報が得やすい反面、思考や発想が固定され新しい発見や斬新なアイデアは生まれにくくなります。
経営者は多方面から物を見て、考える柔軟な思考力が必要になります。視野を広げるという意味でも異業種、異業態の人との関わりは大変重要と言えるでしょう。
・本音を言える仲間
従業員や取引先の方と経営者などではそれぞれの立場からどうしても、本音でものを言うことは難しくなります。
経営者という同じ立場だからこそ、お互いに本音を言うことができ、自社の問題点が明確になるのではないでしょうか。
【経営理念を見直す機会になる】
経営者は、日々の業務に追われ24時間はあっという間に過ぎてしまいます。このような多忙な日々の中で、経営理念について深く考えたり、あらためて見直す機会は少ないのではないでしょうか。
経営者の集いに参加することで、参加者同士の意見交換をしたり、他社の理念を聞くことで改めて自社の経営理念について考えたり、見直すよい機会になります。
また、先代から引き継いだ理念も、時代の変化によって適切な理念に変化させていくことが大切です。自社の理念が今の時代に合っているかどうか、他社の理念を知ることで再確認することが出来ます。
【まとめ】
経営者の集いは、同じ立場である経営者が経営知識を深めるだけでなく、経営の改善点を話し合ったり、経営理念の見直し、仕事へのヒントを得るなど多くのメリットがあります。
ぜひ、経営者の集いに参加して自社の成長と発展に繋げましょう。