弊社サイトの賢者のメモで経営者のリスクに対するサポートについては様々な視点から書いた記事がありますので、少し趣向を変えて企業を成長させる戦略について随筆させていただきます。企業成長戦略などは、これまでに沢山の本やネットで目にする機会も多いことと推測いたします。今回は、経営サポート曲面(フェーズ)と革新(リノベーション)について調べて行きます。企業の成長モデルの指針になれば幸いです。
■第一曲面(フェーズ1)
◎形式をぶち壊せ!
・日本にある大半の企業はビジネスモデルが確立されており儲けの仕組みとその規模を最重要項目としています。
・社員は標準化された仕事に従事しピラミッド型の組織図が出来上がる。(日本大企業やメガ・ベンチャーなどが該当する)
・ビジネスモデルが確立されており改革的な提案は敬遠されることからイノベーションまで発展しない
◎革新(リノベーション)
・組織の部分最適化行動や組織投資単位で評価をなくす。
・不確実な技術開発でも投資する(既存の方法に捕らわれない)
・イノベーションのジレンマをなくすために冒険することも必要
・変化を受け入れるリスクを減らす組織作り
・変化がプラスになる組織作り
■第二曲面(フェーズ2)
◎新しい組織の構築
・ホラクラシー(holacracy)
・従来のピラミッド階層型のヒエラルキー組織に敵対する新しい組織形態を示す。
・上司や部下などの概念が無くフラットな組織体制
◎革新(リノベーション)
・個人個人が組織を自律的かつ自走的に統治していくので意思決定が拡張され分散されている理想の革新を行う。
・職場に透明性を持ち取締役などの持つ情報を共有し誰でも意思決定ができるリノベーション
・社員が自分の働き方を自己判断で決められる組織体制へのリノベーション
■経営サポートの切り札
◎社内ベンチャー制度を構築してイノベーションを生み出せ!
・インセンティブを導入することで役職や社員の垣根を超えた競争を楽しむリノベーション
◎実際に導入している会社も多いので、試してみる価値はありそうです。
■まとめ~破壊的イノベーション~
今回は、少し違った曲面からアプローチしてみました。あなたの企業の経営のサポートの礎になれば幸いですが、貴方の経営する会社の成長段階に合わせて戦略を練ることも必要になります。
フェーズ1を乗り越えてフェーズ2に移行する時期であれば、インセンティブを利用して更なる組織の成長フェーズに役立てていただくことが出来れば、それに見合った組織のかたちを早い段階で構築することも可能です。
最近では、SNSを上手に利用して成長段階を飛び級する事例も多く出てきています。SNSのような時代の武器を活用して、新しいビジネスモデルを構築させ更なる革新を、最新のイノベーションへと成長を遂げましょう。