ロードマップを上手く作成するコツは?

経営者のリスク

経営をしていく中で一番大事になってくるロードマップ(経営計画)。今ではどの企業どの会社も取り入れていますよね? ロードマップによる管理は仕事を進めていく中で、プロジェクトを達成するためには必要不可欠です。今一度ロードマップの在り方と経営を一緒に考えてみましょう。今回はロードマップを中心に紹介していきます。

■目標達成のためのプロセス

経営に関するロードマップは言わば、その目標を達成するまでにどのような過程を踏み、どのように達成するかといったものです。いくら理想や高い目標を掲げても、何の具体的な案や無計画では誰も信用しないし、説得力にも欠け話は流されてしまうだけです。

経営者としてチームや組織をまとめ仕事するには、目標を掲げ明確な手順やプロセスが大切になっていきます。その為にロードマップなのです。

■色々な表現をされているロードマップ

ロードマップは色々な表現に置き換えた例えがあります。それはイメージとして頭にいれるにはうってつけですので、ロードマップをわかりやすく頭に定着されておく一つの手かもしれせん。

例えば、水泳やマラソンに例える方もいます。内容は似ているのですが、ゴールする為にどうしたらゴールできるか? どのくらいの時間が必要か? など置き換えて考えることが出来ます。

■ロードマップを作るうえで大事な4つのことは?

いざロードマップ(経営計画)を作るのとなると、最初は戸惑う経営者もいるかもしれせん。
ここで基本となる4つのポイントを押さえ作成してみましょう。

①自分の会社を知る
まずは自社のことを理解することがロードマップでは大切になってきます。自社の強みは?弱いところは?足りているもの、足りてないものは?資金繰りは?などしっかり把握していきましょう。

②まわりのことを知る
まわりのことを知るとは従業員のこともそうですが、企業として社会情勢への動向、顧客のニーズに沿っているか、ライバル会社の状況など、まわりのことを知る(情報)は経営者としての最大の武器にもなります、しっかりとした情報の上での分析が必要になります。

③しっかりとした目標を定める
目標を設定することは当たり前なのですが、色々な目標を成功させるには期限を設け計画的に動くことが大切になってきます。1年後を目標にする5年後を目標にするなど、ある程度期限を定めましょう。また大きな目標もあれば、小さな目標もありますよね?

いわゆる短期目標です。2週間または1か月の目標やプロジェクトもあり全て同時進行しなくてはいけません。

④目標を達成するためのプロセスを決める
目標が定まれば後は、目標達成までに何が必要か具体的な案が必要不可欠になります。

①~③までを踏まえたうえで方向性と具体的な内容を設定しましょう。お客様や顧客にどのようなサービスや商品を提供するか、他社との違いを上手く活かし、どのようにアピールし顧客を増やしていくかなど。具体的なプロセスを決めましょう。

ロードマップが完成したからといって油断はできません。あくまで経営計画書になるので色々なアクシデントや予期せぬことが起こるかもしれん、ロードマップを作ってからが本当の意味でのスタートになりますので、そのことだけは頭に入れておきましょう。