オーナーと経営者の役割

経営者のリスク

起業家としてオーナーになりたい、または経営者になりたいと思う方もたくさんいるかと思います。その為にはオーナーと経営者の役割を理解する必要がありますので、今回はオーナーと経営者の役割を紹介したいと思います。

■そもそもオーナーとは

オーナーとはいわゆる株主、株主とはいわゆる出資者です。早い話、資金の提供者というわけです。オーナーは実質的にはその会社を所有している人になり資本(株)の過半数を握っている状態です。その為、皆さんオーナーさんと言われているのです。

ただし、オーナーとは法律上では使われる名称ではありませんので、法的には51%を超える株を所有している大株主と認知されていることがあるようです。

オーナーとして経営者や社長を雇い会社を運営させることも可能。雇われ社長という言葉は皆さん聞いたことがあるのではないでしょうか?

会社として稼いだお金の一部は株主に配当という形で還元されますので、資金を出して雇った経営者や社長の業績が著しく落ちた場合などは、オーナー権限として経営者や社長を解雇することも可能ではあります。

■オーナーの魅力は?

オーナーとしての魅力は会社の所有者ということと、議決権の過半数以上を所有する出資者ということ、決定権が過半数以上もあるので経営者や社長を雇いオーナー本人は会社の経営を他の人に任せ関わらなくてもよく、ある程度自由がききます。

またオーナーと経営者を兼任とすることもできます。実際に経営をやってみたいオーナーもいますし、表面上では経営者や代表取締役を名乗り、実質的な経営は社長に任せるオーナーも多いようです。

■経営者とは

経営者とは取締役・代表取締役として会社の運営をすることが仕事になります。オーナーがなることも可能ですが、オーナーが人を雇い経営者としての職を与えることも可能です。

経営者は、その会社の経営に関して責任と権限を有しています。経営者の経営プランや経営戦略が利益を生み出すには必要不可欠になってきます。

■オーナーと経営者を一緒にやりたい

最近ではオーナー兼、経営者も増えてきています。一番の理由としては上手く成功すればオーナーとして入ってくるお金がばくだいになることがあるからです。ですが、その為には経営学の勉強が必須になります。また経営をしていく中でオーナーを目指している方もいます。

オーナーとしてはどちらの選択でも可能ではありますが、経営に自信がある方は経営者として挑戦してみるのもいいかもしれません。