会社を経営していれば、時に切羽詰まった状態になったり、このままでよいのかと考えさせられるタイミングに遭遇することもあるでしょう。
そのような時、世界で成功した経営者の座右の銘を思いだすことで、どこか救われるような気持ちになったり、励みになって再度頑張ってみようと奮起することができることもあるかもしれません。
そこで、ピンチを迎えた局面を切り抜けるきっかけになるように、心に留めておきたいおすすめの座右の銘をいくつかご紹介します。
ビル・ゲイツ氏の座右の銘
マイクロソフト社の会長であるビル・ゲイツ氏は、まさに情報社会に革命をもたらした人物といわれ、13年連続長者番付でも1位を獲得するほどの成功を成し遂げた経営者です。
そのビル・ゲイツ氏が発した言葉の中に、
「切羽詰まったときにこそ、最高の能力を発揮できる」
という言葉があります。
もしトラブルが生じても、それをバネにしてポジティブに捉えることで、むしろ自分の能力を最高レベルに発揮することができるということです。
トラブルが起きないように防止をすることは大切ですが、もし起きてしまった時に、もうだめだと諦めるのではなく、焦らず前向きな姿勢で的確な対応を行うことが必要といえるでしょう。
スティーブ・ジョブズ氏の座右の銘
アップル社の共同設立者の1人であり、ビル・ゲイツ氏と同じく情報社会に革命をもたらした人物です。
経営者や実業家などに与えた影響は大きいといわれるほど、その経営の方法は高い評価を得ています。
そのスティーブ・ジョブズ氏が発した言葉の中には、
「仏教には初心という言葉がある。初心を忘れずにいるのは素晴らしいこと。」
という言葉があります。
例え成功しても初心を失わず、常に冷静な判断や行動が必要ということをあらわしているといえるでしょう。
松下幸之助氏の座右の銘
一代で大手電機メーカーであるパナソニックを築き、倫理教育や政治家育成にも積極的な姿勢を見せるなど、日本社会に多大な貢献を行った経営者です。
その松下幸之助氏の発した言葉には、
「失敗したところでやめてしまうから失敗になる。」
という言葉があります。
一度失敗したからと諦め、成功するまで続けないでいればそこ終わりだけれど、失敗を恐れず挑戦し続けることでその先にある成功に辿りつくことができる可能性の大切さを表現しているといえます。
経営で失敗することはけっして珍しいことではありませんが、もし失敗してもその次に何をすれば成功するのか考え、行動することが大切だといえるでしょう。
成功した経営者の言葉でピンチをチャンスに!
他にも様々な成功した経営者は存在し、座右の銘といえる素晴らしい言葉もあります。もし経営に行き詰っている時などには、成功した経営者の言葉を思い出すことで、何かピンチをチャンスに変えることができるきっかけになるかもしれません。