ゴルフ会員権とは?経営者が保有するメリット・デメリットを詳しく解説

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ゴルフ会員権とは会員制ゴルフ場を利用する権利であり、利用権を得ることで非会員であるビジターよりも安い料金でプレーすることができます。

また、会員優先枠で予約することも可能になるなど、いろいろなメリットがあることが特徴です。

ゴルフ会員権には預託会員制・株主会員制・社団法人制など種類がありますが、経営者が保有することによるメリットとデメリットについて詳しく解説していきます。

 

ゴルフ会員権にかかる費用

ゴルフ会員権にかかる費用として、次の3つが挙げられます。

・名義書換料

・年会費

・手数料

それぞれの費用について説明します。

 

名義書換料

ゴルフ会員権にかかる費用として、名義書換料が挙げられます。

旧名義人から新名義に名義を書き換える際、その手数料としてゴルフ場に支払います。

ゴルフ場が新入会者から徴収する費用であるため、ゴルフ会員権を売却する旧名義人は支払う必要はありません。

ゴルフ場の大きな収入源といえる費用であり、返還してもらうことはできない費用です。

 

年会費

ゴルフ会員権にかかる費用として、年会費が挙げられます。

ゴルフ会員権を所有するメンバーになると、ゴルフ場の利用権を行使するために年会費を負担しなければなりません。

正会員や平日会員など、種類によってかかる費用は異なりますが、名義書換料と同じくゴルフ場の収入源となる費用です。

 

手数料

ゴルフ会員権にかかる費用として、手数料が挙げられます。

取扱手数料や売買手数料など、ゴルフ会員権業者を通して売買したときには、会員権業者に対し手数料負担が必要になります。

 

ゴルフ会員権のメリット

ゴルフ会員権の購入メリットとして、予約が優先されることが挙げられますが、多くのゴルフ仲間ができることも楽しみといえます。

また、経営者でゴルフを趣味とする方は多いため、友人作り以外にも仕事につながる可能性もあります。

 

ゴルフ会員権のデメリット

ゴルフ会員権を購入し会員になったとしても、利用しなければ意味がありません。

付き合いなどで購入することもあるでしょうが、入会するときには名義書換料を支払っているため、使用しなければ無駄になります。

さらに年会費など発生するため、維持するにもコストがかかるといえるでしょう。

使わないものの付き合いで購入したゴルフ会員権は、遊休資産として早めに売却し、現金化すれば資金を調達できたりコスト削減につながったりするため検討も必要です。