会社役員は、一般社員とは異なるキャリアパスのルートを通るといえます。
高い責任と影響力、さらに専門的な知識や経験があるからこそ役員になれるといえるため、キャリア形成におけるルートも多岐に渡ります。
本質的には経営の視点に集約されるといえますが、実際にはどのようなスキルを求められるのでしょう。
そこで、役員におけるキャリアパスについて、ルートの種類や求められるスキルを解説します。
役員の役割
取締役や監査役などの会社役員は、会社法に基づいた経営の意思決定や業務執行の監査を担う役割を担います。
具体的には、以下の役割を担うと考えられるでしょう。
・経営方針の決定・戦略策定(会社の方向性を決めて、目標達成に向けた戦略を策定する)
・業務執行者の監督(代表取締役や執行役員が適切に業務を行っているか監査・監督をする)
・法令・定款の遵守(企業が法令や社内規定に則った活動・運営を行うための管理をする)
・組織の統括(全社的な視点でのリソース配分や部門間の調整を行う)
役員のキャリアパスのルート
会社役員のキャリアパスへの道は多岐に渡りますが、以下のルートがあるといえます。
①社内昇進…一般社員から、管理職や事業部長職を経て、執行役員や取締役へと昇進するルート
②外部招聘…他社で役員経験や専門知識を取得した人材が社外取締役などに迎えられるルート
③起業…会社を立ち上げて代表取締役になるルート
役員のキャリアパスで求められるスキル
会社役員のキャリアパスは、いずれのルートでも求められるスキルは高く、複合的といえます。
具体的には、以下のスキルを求められると考えられます。
・経営判断力・戦略的思考力(市場状況の分析で、難局を乗り越える冷静な意思決定能力や判断能力)
・リーダーシップ(組織全体を牽引する能力)
・コミュニケーション能力(多様なステークホルダーと円滑に意思疎通を図る能力)
・財務・法務に関する能力(会社の財務状況や関連法規に関する理解能力)
役員のキャリアパスにおける課題
会社役員のキャリアパスは、会社の未来を創造する上で欠かせないといえます。
業績や存続に直結するやりがいのあるキャリアであり、経営者としての視座を身につけることや、企業成長の貢献にもつながります。
ビジネス環境は常に変化し続けるため、高い志と責任感を意識しつつ、自己研鑽を重ねながら事業に取り組みましょう。


