ニュースの報道など見ているとサイバー攻撃について取り上げられている事があります。プライベートや仕事でもパソコンを使用したり、携帯電話を使ってネットワークへアクセスする事ができ便利な道具である反面、何らかの理由で、サーバーに何者かが侵入し、サイバー攻撃を受けたりするかもしれません。もし、会社がサイバー攻撃を受けた場合、与える影響は会社のみならず、顧客にも大きな影響を及ぼします。
■サイバー攻撃とは何か?
サイバー攻撃とは、ネットワークサーバーに繋げられるパソコン・スマートフォンなど対象となるシステム機器に対し、ネットワークを通じて、破壊活動やデータの接種(せっしゅ)・改ざんなどを行うことです。特定の組織や企業、個人を狙う場合もあります。また不特定多数のみを無差別に攻撃するなど、その目的もさまざまです。サイバー攻撃には、金銭目的もあれば、ただの愉快的犯行ものまで存在します。
■会社に与える大きな影響
もし、会社がサイバー攻撃の標的となった場合どんな影響を受けるのでしょうか? 主に想定できる影響を以下にまとめてみました。
◎営業妨害をする
会社のシステムがサイバー攻撃を受けると、システムダウンが発生したり、それによってサイバー攻撃に対応したりする為に、必要な人事を確保しなくてはいけません。必要な人事を確保するという事は、通常の営業ができなくなり、仕事の効率が上がらなくなります。結果として、減収になってしまいます。
◎会社の情報が漏洩される
サイバー攻撃によって受ける影響の1つに漏洩があります。例えば、知的財産といったものが漏洩されてしまい、損失に繋がってしまう事があります。もし、会社の知的財産が漏洩された場合、死活問題となり、会社の運営に大きな影響を受けます。
■会社の顧客にも及ぼす影響とは?
サイバー攻撃を会社が受けると、会社にお世話になっている顧客まで影響が及ばないとは言えません。では、会社が受けた影響で、顧客にはどういった影響があるのでしょうか?
◎個人情報の漏洩
顧客情報が多く使われる会社では、サイバー攻撃を受けると顧客情報である住所や氏名・電話番号などが不正に悪用される事があります。個人情報を狙ったサイバー攻撃については、盗んだ情報が悪用として使われる可能性が最も高いので、注意が必要です。
◎恐喝される
漏洩で盗まれた個人情報と引き換えで、サイバー攻撃をした犯人から金銭の要求するような連絡などが来る場合があります。
◎精神的ダメージを受ける
個人情報が漏洩されると、公にしたくない個人情報まで外へ流れ出るという事も考えられ、名誉棄損により精神的ダメージを大きく受けることになります。
■終わりに
サイバー攻撃は、個人を標的にしたものや会社を標的したものなど、数えきれないほどの種類があります。サイバー攻撃で受ける影響も違ってきます。いつサイバー攻撃を受けるのか誰にも分かりませんが、サイバー攻撃に対する対策は取る事ができます。
インターネットは便利なものです。サイバー攻撃に対する理解を深め、しっかり対策をしてネットワークを活用する事をお勧めします。