運動不足が原因で様々な病気を発症するリスクが高まります。現代人はあまりに忙しすぎる為運動不足になっている人はとても多いのです。運動不足になるとどうなるのか、また解消するための方法などについてもみていきましょう。
【運動不足になると】
運動不足になると肥満を初め、高血圧、糖尿病、高脂血症、脳卒中、腎臓病などの命にかかわる病気を発症するリスクが高くなるのです。
また、運動不足から体力が低下し様々な病気に対する抵抗力がなくなり代謝も悪くなります。代謝が悪くなると、体温が低くなり低体温症に陥り病気への抵抗力がなくなる為、容易に病気にかかります。
更に運動不足から筋力の低下や、骨粗しょう症になるケースもあり症状が悪化すると不眠やうつなどの自律神経にも影響を及ぼします。
このように、運動不足は単に肥満だけではなく様々な病気へのリスクが伴うのです。
【運動不足を改善するには】
運動不足の改善というと少し大げさな感じもしますが、毎日の生活の中のちょっとした工夫で運動量を増やす事はできるのです。主婦の方ですと毎日の家事で掃除機や、床拭きを少し増やしてみる、階段の上り下りの時間や回数を多くしてみる、買い物を車で行かずに、徒歩や自転車で行くようにするなど、普段の生活を続けながら運動量を増やすことができます。
会社員の人は今まで電車やバスに乗っていた区間を少し歩く事や、電車やバスですぐに座ろうとせず立つようにする(立っているだけで消費カロリーは座っている時の2倍になります)
エレベーターはなるべく使わずに、駅や会社で階段を使うなどを工夫するとよいでしょう。
デスクワーク中心の人は、休憩時間に軽いストレッチをすることや膝を軽く上下するだけでも硬くなった筋肉を柔らかくさせ消費カロリーを上げることができます。
【ウオーキングの勧め】
ウオーキングは最も手軽でお金も道具も必要ありませんので、始めやすくお勧めです。仕事から帰って夜にウオーキングをすると運動不足の解消と伴に、リフレッシュができて気分転換にもなります。
厚生労働省は、成人男女に日常生活の中で1日に1万歩歩くことを勧めています。1万歩は距離にすると7キロで、時間ですと2時間程度になります。ここまではなかなか実践するのは難しいですが、毎日の生活で少し運動量を増やす努力をすると運動不足の解消に繋がりますので心がけるとよいでしょう。
【まとめ】
運動不足は体への影響だけではなくメンタルにも大きな影響を与えます。運動をしていると運動中の楽しさや爽快感を感じることができ物事をポジティブに考えることができるようになります。
運動は病気へのリスクを軽減するだけでなくメンタル面においても大きな影響を与えることがわかります。