日本は、世界第3位を誇る経済大国と言われています。
終戦後ここまで経済が発展した背景には、日本人特有の真面目さや、努力家であることはもちろんですが、経営センスに優れた優秀な経営者が多く存在したことは言うまでもありません。日本を代表する経営者にはどのような人がいるのかみてみましょう。
【松下幸之助】
日本を代表する企業、パナソニックを一代で築き上げたのが経営の神様とも呼ばれる松下幸之助氏です。
23歳の時に、今のパナソニックの前身となる「松下電器器具製作所」を創業し、現在のパナソニックを世界的な企業にまで成長させました。
そして、松下幸之助氏のすごい点はその行動力と何歳になってもチャレンジしようとする気持ちではないでしょうか?
その表れとして社長退任後の84歳という年齢で新たに松下政経塾を創立し理事長に就任した点でしょう。
【本田宗一郎】
日本の経営者として多くの人が知っている人物として本田宗一郎氏も有名です。終戦後現在の自動車メーカーホンダを一代で築き、世界に通用する企業にまで成長させたのです。
本田氏は、優秀な経営者であると共に技術者としても大変優秀で、浜松工業高等学校で3年間金属工学を学んだことでも知られています。
また人間的にも非常に情深く、現役引退後には仕事や取引関係でお世話になった製作所、販売会社、関連会社、など日本だけでなく世界中を回り感謝を述べたと言われています。
松下氏が社員や周りの人から慕われ尊敬される経営者であったのは、このように人としても優れていたことも大きいでしょう。
【孫正義】
携帯会社ソフトバンクをここまで大きくしたのが、孫正義氏です。
孫氏は以前より50年計画というものを立てており、そこには20代ですべきこと、30代ですべきこと、40代ですべきこと、50代、60代ですべきことまでが事細かく明確に書かれていました。
計画を立てることは誰にでもできますが、それを確実に実行に移し実現させていくのは並大抵のことではありません。
ソフトバンクが現在のような総資産額が日本1位にまでなった背景には、このように50年間の計画をしっかりと立て、実行に移せたかどうかが大切になるでしょう。
【まとめ】
優秀な経営者になるためには、人がやらないようなことを考え、先を見据えた明確な計画を立てること、何歳になってもチャレンジをする気持ちなどが大切です。
これから、事業を立ち上げる人、現在経営に携わっている人は日本の著名な経営者の考えを学び、自社の経営に活かしていきましょう。