経営者には相談相手が必要だが・・・その相手とは

経営者の保険

会社を経営する事は試練の連続です。数多くの岐路に、経営者が遭遇する事になりますが、必要となる選択や大きな問題に対して、自分だけの判断で決定して良いものなのか、悩む事は多いはずです。そのような場合に相談相手が必要ですが、その相談相手はどのように決めるといいのでしょう。

■会社の実情を把握する相手とは

◎経営者を相談相手に
会社の経営状況は、コンサルタントに相談する事が一般的なのですが、他にも考えられる相手として、同じ社長業や経営者も同じ経験を数多くこなしているはずです。「餅は餅屋」と言うように、同業者や他業種とのつながりを持つ事で、同じ悩みを持っていたり、経験していたりするので、解決方法や参考になる話は、役に立つ事が多いのです。

経営者の勉強会やワークショップ(参加型の勉強会)で、同業他社の社長や経営者の交友関係が築く事ができます。人脈を広げる事にもなるので、良き相談相手になるでしょう。

◎税理士や会計士を相談相手に
会社の経営状況は税理士や会計士ならば、細かい分類によって、何が強くて何が弱いかを、数字で具体的に把握しています。税理士などは、企業の経営者と話す機会が多くなります。

税理士の仕事は、会社の会計をする業務です。財務相談や節税対策を中心に行っていますが、経営者の相談相手としても、経営状況を数字で把握しているので、全体的な状況を把握しやすいのです。つまり、税理士や会計士は経営者の相談相手としても、最適だと考えています。

◎コンサルタントが相談相手に
会社からの依頼を受けて、会社の問題点や課題、解決する方法や助言を行う専門家なのです。いわば、経営のプロといっても過言ではないはずです。「経営コンサルタント」は、経営者や会社の相談相手としてビジネスが成り立っています。

あなたが望む相談相手として異なるかもしれませんが、どうにもならない経営状況の相談相手や解決策を求めるには、ビジネスとして割り切って的確な対応をしてくれるコンサルタントが、最終的な手段となるはずです。

■経営者の相談相手に求める事

経営者の相談相手に誰を選ぶのかは、経営の決断を下す為の参考になる事は間違いないでしょう。しかし、最終的に決断を下すのは、相談相手やコンサルタントではありません。経営者自身が、リスクを避ける為に大きな決断を下す事になるのです。相談相手が会社を経営するのではなく、経営者であるあなたが課題や問題に立ち向かわなければならないからです。最終的な判断や責任は、経営者であるあなたに委ねられるのです。

■まとめ

経営者には相談相手が必要ですが、最終的には自分自身のリスクとして、経営者の決断が必要なのです。リスクの軽減には、保険の加入も必要です。勉強会に積極的に参加する事で、相談相手やビジネスにプラスになる事だと信じています。