経営者脳という脳みそがある

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みなさんは、経営者脳や従業員脳(サラリーマン脳)という言葉を聞いたことがありますか?
人間の数だけ脳みそがあります。その脳みそはどれも違うと思う人が多いと思いますが、仕事に関して見ると2つの種類に分かれています。今回はそのことについて、見ていきたいと思います。

経営者脳とは

経営者脳について簡単に説明すると、

・物事を楽観的に考える
・1つのことに対して複数の選択肢を考える
・大雑把に考える
・少しでも進むことを考える
・大きなリスクや大きなリターンが好き
・主体となって動く
・攻め方を考える
・目的を重要視する

です。自分で自発的に行動して何かをすることが好きで、そのためにはハイリスクでも構わないという人が経営者脳と言えます。保守的ではなく少しでも進めることを考えます。

また、物事の考え方にも特徴があり、基本的に楽観的に考えることを好みます。そのため、始めようとしていることに対して「もし、できなかったらどうしよう」などといった不安よりも、「まずはやってみよう」という様に行動に移します。

実際にやってみてそこで何か問題や壁に当たった時に悲観するのではなく、原因を考えてその問題が解決できるように行動します。

従業員脳(サラリーマン脳)

続いて、従業員脳について見ていきます。

・物事を悲観的に考える
・1つのことに対して集中して考える
・細かく考える
・現状維持やできるだけ不安が無くなるように考える
・リスクを嫌がる
・受け身
・方法を重要視する

です。自分で責任を負いたくない、不安要素になることは避ける、など基本的にリスクを負いたくない人に多い脳みそです。

そのため、経営する時は経営者脳の人が上に立つ方が会社は成長するでしょう。

経営者が従業員脳だと起こり得ること

次に、経営者となる人の脳みそが従業員脳だった場合に起こるかもしれないことについて説明します。

部下が経営者脳の人の場合、部下は自分でやりたいことを優先してやりたがります。
しかし、経営者が従業員脳のためにリスクを嫌がるので保守的な経営方針になってしまい、部下は不満が溜まっていきます。

そのため、経営者が従業員脳のタイプの人でその部下が経営者脳の場合は衝突することが多くなるか、部下が辞めていってしまうことになるでしょう。

経営者が経営者脳の場合に起こり得ること

また、経営者が経営者脳の場合でも部下のタイプによっては合わないこともあります。
それは、部下が経営者の場合です。

どちらもアイディアを豊富に持っていますが、次々に新しいアイディアが出てくるためその会議などで仕事が進まなくなります。

結果的にコントロールする人がいないので話ばかりが進んでいくでしょう。

まとめ

経営者となる人は経営者脳の人の方が成り立ちやすいのかもしれません。また、部下の人が経営者脳の場合は、経営者がどちらのタイプでも苦労するでしょう。