サイバーリスクとは?

経営者のリスク

インターネットを通じて仕事をしています。
外に出ればWi-Fiで作業することもあります。
カフェや駅のフリーのWi-Fiスポットではデータを読み取られることもあります。
そのときにログイン時のアカウントやパスワードの情報が盗み見られるがあります。

顧客情報や開発商品の情報が漏れたり拡散されたら、見込まれた収益や社会的信用も失いかねません。
ネットワークを使用する一人一人の振る舞いかた次第で情報を守り、サイバーリスクは大きく回避する事ができます。

ITは表裏一体の財産

普段、EXCELで住所録を作成して、クラウドやEメールで情報を共有すれば、非常に早く連携でき効率的です。ネットを通すということは人に見られる可能性があるとも言えます。要するに情報が漏れる可能性があるとも言えます。
しかし、サイバーリスクはセキュリティで回避することができます。
ネットで攻撃から守るためには自分たちでまずは守る意識が大切です。

時間を短縮することは便利ですが、情報が盗まれたり、改ざんされることはデメリットです。サイバーリスクを回避ためには、大事な情報をどこまでネットを通すかの選択が重要です。大手企業でも顧客情報が意図せず漏れたりすることはあります。セキュリティ意識が過剰になる必要はないですが、初歩的なポイントを抑えてみましょう。

自分でサイバーセキュリティのできること

①パスワード管理
ログインの情報がたくさん増えて管理に困ることがあると思い、モニターの前にパスワードを付箋で貼る人もいらっしゃるのではなないでしょうか。それは家の鍵を人に見せびらかしている状態です。つまり、何も守ってないに等しい状況であります。
もし、パスワードは個人や会社を守るために設置されていなければどうでしょうか?そのひと手間が、情報を守れる場合があります。ハードルが高くなれば、抵抗が大きくなるためセキュリティがあがります。

②一般的に公開される用途のSNSを社内連携しない
会社の業務上とはいえ、Facebook・LINE・Twitterでは、通信として連携に優れています。
しかし、意図せず情報を流出することもあります。
そのため、ビジネスに特化した連携用のSNSを利用しましょう。

1つ目はChatWorkです。日本人が開発していますし、タスク等も利用できますので、共同案件等の連携等に向いています。
2つ目はSlackです。海外製ですが、近年PCのアプリもきちんと設置され日本語の最適化も行われています。各種クラウドとの連携やタスク管理に利用されるものアプリとの連携もできるため非常に高機能です。

まとめ

ネットを利用することは非常に簡単ですが、サイバーリスクをしなければ危険が伴うことを理解することが必要です。単にネットにリスクを考えずに利用すれば、情報が漏れたり、ひどいときにはこれまで集めた顧客情報や開発の成果等のデータが消えたり、壊れたりして危険です。サイバーリスクを意識しビジネスを加速するためにはセキュリティは欠かせません。

サイバーリスクにおいて大事なことは2点。
1つ目はパスワードが他人にわからないようにする環境。
ログイン情報のパスワードが他人にはわからないように管理しておくことです。
「付箋をPCにログイン情報を貼らない。PCブラウザに登録しない。」ということです。
2つ目はITを通す重要情報の選択です。
近年はビジネスでスピード化を求められる時代です。
そのため、IT連携は欠かせません。しかし、顧客情報や重要案件の内容等をインターネットを通すことは攻撃対象になる可能性があるため、セキュリティのレベルを上げるためには、好ましくありません。書類で印刷やすることや直接渡せるようにしておくことも自分たちを守るためには大切です。情報をシームレスに求められるかもしれませんが、自分で管理できるレベルで対応していくのが一番のセキュリティ効果を発揮しサイバーリスクへの対応策になります。